三ツ松　誠(地域学歴史文化研究センター)

教員活動データベース

氏　名	三ツ松　誠	フリガナ	ミツマツマコト
欧文氏名	MITSUMATSU Makoto
所　属	地域学歴史文化研究センター
職　名	准教授	学位	学士（文学）（2005年03月）修士（文学）（2007年03月）博士（文学）（2012年02月）
電子メール		リンク	ティーチングポートフォリオ
ホームページ	http://www.chiikigaku.saga-u.ac.jp/

Last Updated :2024/02/06

教員詳細情報

研究分野・キーワード

日本思想史、国学

学歴

2005年03月, 東京大学, 文学部, 歴史文化学科日本史学専修課程, 卒業
2012年02月, 東京大学, 人文社会系研究科, 日本文化研究専攻, 博士課程・博士後期課程, 修了

職歴

2010年04月 - 2013年03月東京大学大学院総合文化研究科日本学術振興会特別研究員
2013年04月 - 2014年05月國學院大學研究開発推進機構日本文化研究所 PD研究員
2013年04月 - 2014年03月東京大学大学院人文社会系研究科教務補佐員
2013年04月 - 2014年05月東京大学大学院人文社会系研究科研究員
2014年06月 - 2021年11月佐賀大学地域学歴史文化研究センター講師

専門分野

宗教学, 思想史, 日本文学, 日本史, 哲学・倫理学

所属学会

鈴屋学会, 千葉歴史学会, 史学会, 日本史研究会, 神道宗教学会, 日本宗教学会, 明治維新史学会, 日本近世文学会, 日本思想史学会, 歴史学研究会, 近世史研究会, 東方学会, アジア民衆史研究会, 西日本国語国文学会, 山岳修験学会, 日本文学協会, デジタルアーカイブ学会

現在実施している研究テーマ

明治維新と国学者の研究
平田派国学の研究
復古神道とキリスト教の関係について
後期本居派国学の研究

主要業績

著書

「寅吉をめぐる冒険」;　2023年02月
発表情報;　山下久夫・斎藤英喜編『平田篤胤　狂信から共振へ』法藏館, 205-226
著者;　
「江戸時代の背振山」;　2022年04月
発表情報;　神埼市教育委員会市史編纂室編『神埼市史』2
著者;　
「ペリー来航後～慶応三年　平田派・本居派の動向と尊攘運動」;　2022年03月
発表情報;　, 170-187
著者;　
『幕末地方歌壇の研究—佐賀藩の場合—　共同研究(特定研究(若手))研究成果報告』;　2021年03月
発表情報;　, 221
著者;　三ツ松誠編著、亀井森、中山成一、日高愛子
「近代神道の形成」;　2020年09月
発表情報;　島薗進、末木文美士、大谷栄一、西村明編『近代日本宗教史　第１巻　維新の衝撃 : 幕末〜明治前期』, 141-174
著者;　三ツ松誠
『佐賀大学附属図書館小城鍋島文庫蔵十帖源氏立圃自筆書入本【翻刻と解説】』;　2018年03月
発表情報;　, 408
著者;　白石良夫・中尾友香梨編、小城鍋島文庫研究会校訂
「戊辰戦争期の宗教政策――神仏分離と招魂祭――」;　2018年03月
発表情報;　奈倉哲三・保谷徹・箱石大編『戊辰戦争の新視点　下　軍事・民衆』, 171-190
著者;　三ツ松誠
「神代文字と平田国学」;　2017年11月
発表情報;　小澤実編『近代日本の偽史言説　歴史語りのインテレクチュアル・ヒストリー』, 60-89
著者;　三ツ松誠
「復古神道とキリスト教―肥前の事例から―」;　2017年03月
発表情報;　伊藤昭弘編『佐賀学Ⅲ　佐賀をめぐる「交流」の展開』, 233-265
著者;　三ツ松誠
「公論正義の敵―長野義言研究序説―」;　2016年10月
発表情報;　塩出浩之編『公論と交際の東アジア近代』, 79-104
著者;　三ツ松誠
「『講本気吹颫』の弁―平田篤胤の講談と『講本』をめぐる一考察―」;　2016年10月
発表情報;　藤田覚編『幕藩制国家の政治構造』, 239-257
著者;　三ツ松誠
『花守と介次郎―明治を担った小城の人びと―』;　2016年10月
発表情報;　, 112
著者;　三ツ松誠編
「『万国公法』と「皇国」の「公法」」;　2016年07月
発表情報;　井上泰至編『近世日本の歴史叙述と対外意識』, 365-388
著者;　三ツ松誠
「平田篤胤と「大東亜戦争」―『秋田魁新報』から見る篤胤没後百年祭―」;　2016年02月
発表情報;　荒武賢一朗編『東北からみえる近世・近現代―さまざまな視点から豊かな歴史像へ―』（岩田書院）, 191-224
著者;　三ツ松　誠
『小城の祇園祭―千葉・鍋島から現代へ―』;　2015年10月
発表情報;　, 90
著者;　伊藤昭弘編
「宗教　平田篤胤の弟子とライバルたち」;　2014年09月
発表情報;　河野有理編『近代日本政治思想史　荻生徂徠から網野善彦まで』（ナカニシヤ出版）, 79-101
著者;　三ツ松　誠
「「みよさし」論の再検討」;　2010年10月
発表情報;　藤田覚編『史学会シンポジウム叢書　十八世紀日本の政治と外交』（山川出版社）, 131-159
著者;　三ツ松　誠

原著論文

「本居内遠の文事」;　2020年12月
発表情報;　『日本文学』, 69, 12, 11-20
著者;　三ツ松　誠
『当世百歌仙』の刊行とその周辺;　2020年01月
発表情報;　近世文藝, 111, 0, 49 - 66
著者;　三ツ松誠
「中島広足『佐嘉日記』と野中古水」;　2017年07月
発表情報;　『西日本国語国文学』, 4, 31-45
著者;　三ツ松誠
「「御民」宣長―林崎文庫碑文一件再考―」;　2017年07月
発表情報;　『雅俗』, 16, 34-43
著者;　三ツ松誠
神々は沈黙せず : 平田派神霊事件考 (特集歴史の中の「正典」 : 外部/内部世界による分断・再編(3));　2016年01月
発表情報;　『歴史学研究」, 940, 1 - 12
著者;　三ツ松誠
「「幽界物語」の波紋」;　2013年04月
発表情報;　『東京大学日本史学研究室紀要』別冊, 411-425
著者;　三ツ松　誠
「諸家執奏廃止と神祇官―三輪田元綱の立場から―」;　2013年03月
発表情報;　『近世の天皇・朝廷研究』, 5, 193-212
著者;　三ツ松　誠
「『古史伝』の索引と気吹舎門人たち」;　2012年03月
発表情報;　『清内路―歴史と文化―』, 3, 74-84
著者;　三ツ松　誠
「紀州藩における国学者の存在形態―参沢明の例から―」;　2011年05月
発表情報;　『論集きんせい』, 33, 1-21
著者;　三ツ松　誠
「学者と講釈師のあいだ―平田篤胤『霊能真柱』における安心論の射程―」;　2010年03月
発表情報;　『死生学研究』, 13, 80-103
著者;　みつまつ　まこと
「長野義言の「霊魂考」」;　2010年03月
発表情報;　『東京大学日本史学研究室紀要』別冊, 277-289
著者;　みつまつ　まこと
本居内遠「古学本教大意」の再検討――本居文庫本の翻刻から――;　2009年03月
発表情報;　『國學院大學研究開発推進機構紀要』, 1, 37 - 67
著者;　三ツ松誠
「「洲羽国」の思想―平田門人松澤義章の世界―」;　2008年09月
発表情報;　『思想史研究』, 9, 44-55
著者;　みつまつ　まこと

資料・解説・論説・研究報告・総合雑誌の論文

「平田国学と和歌」;　2018年01月
発表情報;　『国文研ニューズ』, 50, 4-5
著者;　
「貴重書紹介「柴田介次郎上海談聞書」（小城鍋島文庫）」;　2017年10月
発表情報;　『ひかり野　佐賀大学附属図書館報』, 41, 裏表紙
著者;　三ツ松誠
小城鍋島文庫蔵『十帖源氏』翻刻稿(4)梅枝巻~竹河巻;　2017年06月
発表情報;　佐賀大学地域学歴史文化研究センター研究紀要, 12, 79 - 126
著者;　中尾友香梨;白石良夫;三ツ松誠;土屋育子;亀井森;日高愛子;大久保順子;村上義明;二宮愛理;河野未弥
「小城鍋島文庫蔵「十帖源氏」翻刻稿（二）: 賢木巻～少女巻」;　2016年02月
発表情報;　『佐賀大学文化教育学部研究論文集』, 20, 2, 1-35
著者;　中尾友香梨ほか
角田忠行旧蔵前橋神女関係記録;　2015年07月
発表情報;　『神道宗教』, 239, 53 - 129
著者;　三ツ松誠
「深谷克己『東アジア法文明圏の中の日本史』、および２０世紀中後期に東アジアを論じた人々について」;　2013年10月
発表情報;　『アジア民衆史研究』, 18, 36-46
著者;　みつまつ　まこと
「天野勝義宛井上文雄書簡」;　2012年12月
発表情報;　『紙魚之友』, 30, 4-6
著者;　三ツ松　誠
「相馬地方における平田銕胤書簡（VI）」;　2009年03月
発表情報;　『國學院大學研究開発推進機構紀要』, 1, 117-146
著者;　松本　久史、遠藤　潤、星野　光樹、小林　威朗、三ツ松　誠、田中　秀典
「相馬地方における平田銕胤書簡（V）」;　2008年03月
発表情報;　『國學院大學日本文化研究所紀要』, 100, 199-238
著者;　松本　久史、遠藤　潤、田中　秀典、三ツ松　誠、星野　光樹

一般講演（学術講演を含む）

「和歌と真情―ポスト宣長期の国学者を事例に― 」;　2022年06月
発表情報;　第38回日本ドイツ学会大会
著者;　
禍津日神論争再考(第九部会,<特集>第73回学術大会紀要);　2015年03月
発表情報;　宗教研究. 別冊, 88, 349350
著者;　三ツ松誠
史料から見た復興神祇官(史料から見た近世・近代移行期の神職,パネル,<特集>第72回学術大会紀要);　2014年03月
発表情報;　宗教研究. 別冊, 87, 7576
著者;　三ツ松誠
所謂神基習合神道をめぐる一考察(第七部会,研究報告,第七十一回学術大会);　2013年03月
発表情報;　宗教研究, 86, 4, 10361037
著者;　三ツ松誠
前橋神女と平田門人たち(第九部会,<特集>第七十回学術大会紀要);　2012年03月
発表情報;　宗教研究, 85, 4, 12331234
著者;　三ツ松誠
飯田年平から見た平田国学(<霊魂の学知>と政治運動-一九世紀の鈴屋と気吹舎を焦点に-,パネル,<特集>第六十九回学術大会紀要);　2011年03月
発表情報;　宗教研究, 84, 4, 965966
著者;　三ツ松誠
明治維新と「幽界」 : 明治初年の平田国学をめぐって(研究発表,第三会場(近世・近現代),日本史部会,第一〇五回史学会大会報告);　2008年01月
発表情報;　史學雜誌, 117, 1
著者;　三ツ松誠

辞書等の編纂・データベース作成

「日本史」;　2017年05月
発表情報;　小城鍋島文庫研究会編『小城鍋島文庫蔵書解題集（試行版）』, 7
著者;　三ツ松誠

その他

「復古神道と日本書紀—『日本書紀一三〇〇年史を問う』を読んで— 」;　2022年12月
発表情報;　『新しい歴史学のために』, 301, 32-40
著者;　三ツ松誠
「書評と紹介天野真志著『幕末の学問・思想と政治運動気吹舎の学事と周旋』」;　2022年04月
発表情報;　『日本歴史』, 887, 98-100
著者;　
「書評と紹介　尾藤正英著『日本の国家主義　「国体」思想の形成』」;　2015年07月
発表情報;　『日本歴史』, 2015年7月, 103-105
著者;　三ツ松　誠
「網野善彦主要著作10冊を読む　『「日本」とは何か』;　2014年12月
発表情報;　『現代思想』, 42, 19, 274-275
著者;　三ツ松　誠
「学会展望<アジア政治思想史>池田勇太『維新変革と儒教的理想主義』;　2014年10月
発表情報;　『国家学会雑誌』, 127, 9・10, 172-174
著者;　三ツ松　誠
【書評】「中川和明著『平田国学の史的研究』」;　2013年12月
発表情報;　『鈴屋学会報』, 30, 99-108
著者;　三ツ松　誠
「【書評】有富純也著『日本古代国家と支配理念』」;　2012年03月
発表情報;　『東京大学日本史学研究室紀要』, 16, 353-361
著者;　みつまつ　まこと
【書評】「吉田真樹著『平田篤胤――霊魂のゆくえ』」;　2009年09月
発表情報;　『思想史研究』, 10, 151-155
著者;　みつまつ　まこと

総説

「国学政治思想史研究の現在」;　2022年09月
発表情報;　『國學院大學研究開発推進機構日本文化研究所年報』, 15, 24-32
著者;　三ツ松誠

招待講演・特別講演（学会シンポジウム等での講演を含む）

帰って来た王室家 : 明治初年の攘夷派の位置をめぐって (第48回明治維新史学会大会シンポジウム「慶応三・四年を問い直す」) -- (思想と社会);　2019年11月
発表情報;　明治維新史研究, 17, 70 - 76
著者;　三ツ松誠
「開国」と国学的世界観 (2016年度歴史学研究会大会報告人の移動と性をめぐる権力) -- (近世史部会近世日本の「開国」と政治・社会 : 新たな国家像の模索);　2016年10月
発表情報;　歴史学研究, 950, 8291
著者;　三ツ松誠
「みよさし」論の再検討(報告,シンポジウム「一八世紀の近世日本」,近世史部会,日本史部会,第一〇七回史学会大会報告);　2010年01月
発表情報;　史學雜誌, 119, 1
著者;　三ツ松誠

海外の学術書、作品の翻訳・紹介

『歴史と国家――19世紀日本のナショナル・アイデンティティと学問』;　2017年11月
発表情報;　, 298
著者;　マーガレット・メール著、江下以知子・加藤悠希・小林延人・千葉功・鄭ニョン・中野弘喜・松沢裕作・三ツ松誠訳