日本語フィールド
著者:末岡 榮三朗題名:スマート・ホスピタル構想における検査部門の役割発表情報:日本臨床検査自動化学会誌 巻: 44 号: 5 ページ: 573-578キーワード:概要:スマート・ホスピタル構想における検査部門の関わりについて、以下の項目で考察した。1)スマート・ホスピタル構想が目指すもの、2)臨床情報の共有のための仕組みづくり、3)臨床研究指向性クリニカルバイオバンクの整備、4)電子カルテの機能を利用した輸血後鉄過剰症モニタリングプログラムの構築、5)メディカル・イノベーションプロジェクトの活動、6)スマート・ホスピタル構想における今後の展望と留意点。スマート・ホスピタルとは、人工知能などの先進技術やICTなど情報通信技術で効率的医療を提供する基盤づくりを意味する。全国でさまざまな取り組みが行われているが、当院でもこれまで検査部門を中心に臨床情報利活用のための基盤づくり、ロボット倉庫と連動したバイオバンクシステム、電子カルテを利用した疾患管理プログラムなど、積極的にICT技術の臨床応用を試みてきた。また、高度医療の導入とともに医療技術の均てん化も求められており、ICT/IoT技術や医用工学技術の応用が必要であることは当然であるが、それぞれのICT/IoT技術が果たしてどれだけ有用であるかを見極めることも重要な課題である。抄録:英語フィールド
Author:Title:Announcement information: Vol: 44 Issue: 5 Page: 573-578