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著者:柴山 薫, 河口 康典, 新開 幸夫, 松延 冨与子, 香月 万葉, 森 大輔題名:三次医療機関における肝炎ウイルス検査の実態と陽性者受診向上への取り組み発表情報:全国自治体病院協議会雑誌 巻: 56 号: 6 ページ: 850-852キーワード:概要:肝炎コーディネーター、臨床検査技師、肝臓専門医の間で連携を図り、適切なウイルス性肝炎診療につなげるための取り組みを開始し、成果について検討した。2016年2月~9月にHBs抗原、HCV抗体検査を行った症例を対象に肝炎ウイルス検査を行った。HBs抗原検査総数は6460例、うち陽性者は86例(1.3%)であった。検査オーダーを行った科が肝胆膵内科以外の76例、そのうち80歳未満67例であった。このうち肝胆膵内科通院中11例、他院通院中31例、重症患者3例、肝機能正常1例および健診9例の計55例を除く12例が介入を要すると判断された。HCV抗体検査総数は6751例で陽性者は284例(4.2%)であった。レトロスペクティブな調査では介入を要する肝炎ウイルスキャリア症例の8割が専門医にコンサルトされていないが、プロスペクティブな今回の調査では何らかの介入を受けていることが判明した。抄録:英語フィールド
Author:Title:Announcement information: Vol: 56 Issue: 6 Page: 850-852