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在宅でがん患者を亡くした遺族の心的外傷後成長と関連要因

発表形態:
原著論文
主要業績:
主要業績
単著・共著:
共著
発表年月:
2020年08月
DOI:
会議属性:
指定なし
査読:
有り
リンク情報:

日本語フィールド

著者:
○武富 由美子, 田渕 康子, 熊谷 有記, 坂本 麻衣子, 鐘ヶ江 寿美子, 矢ヶ部 伸也, 山本 洋子
題名:
在宅でがん患者を亡くした遺族の心的外傷後成長と関連要因
発表情報:
死の臨床 巻: 43 号: 1 ページ: 193-198
キーワード:
概要:
「緒言」 高齢多死社会を迎えた日本では, 寿命の延伸のみに価値を置く医療ではなく, QOLの向上や尊厳を重視した医療が求められるようになった. がんは慢性疾患と捉えられ, 患者を支える家族は, がんの疑いがある時から死別後まで長期的に負担を抱える. しかしながら, 核家族化や単独世帯の増加, 人間関係の希薄化, 宗教的儀式の簡略化などから死別に対するサポート体制・機能は脆弱化し, 遺族の悲嘆は長期化しやすい. 先行研究では, 遺族の46~69%が不眠症状を, 14%が複雑性悲嘆を, 17%が中等度以上の抑うつを抱えるという死別の否定的側面が指摘されている. 一方で, 心的外傷後成長(Posttraumatic growth ; PTG)という肯定的側面も検討されている. 人はストレスを伴う出来事をきっかけに耐え難い情緒的苦痛を経験すると, 自己の信念や価値観が大きく揺さぶられ, それを熟考・反芻し, 様々な対処をする.
抄録:

英語フィールド

Author:
Title:
Announcement information:
Vol: 43 Issue: 1 Page: 193-198


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