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「先生ってゲイなんですか？」にどう答えるか---少数者であることを否定するという差別を考える

発表形態：: 原著論文
主要業績：: 主要業績
単著・共著：: 分担執筆の単著
発表年月：: 2018年04月

DOI：
会議属性：: 指定なし
査読：: 無し
リンク情報：

日本語フィールド

著者：

吉岡剛彦読み: ヨシオカタケヒコ

題名：

「先生ってゲイなんですか？」にどう答えるか---少数者であることを否定するという差別を考える

発表情報：

江口厚仁＝林田幸広＝吉岡剛彦編『境界線上の法／主体---屈託のある正義のために』ナカニシヤ出版、2018年ページ: 147-168

キーワード：

概要：

「あなたはゲイなのか？」という問いを受けたときに、どのように応答すべきかを討究した。ゲイであること（あるいは、より一般的に社会的差別を受けがちな属性をもつ者であること）を否定することは、その被差別者であることの否定そのものが差別性・加害性を帯びるからである。拙論では、ゲイをはじめ性的少数者（ＬＧＢＴ）をめぐる社会情勢や法整備などを確認した後、カミングアウトや被差別者であると敢えて（事実と異なっても）肯定する試みなど、各種の（性的）マイノリティ差別・排除に関する諸研究を参照しながら、上述の問いとそれにまつわる諸論点について考察を加えた。なお、本論文は、筆者（吉岡）自身も編者に加わった法社会学の論文集（共著テキスト）において、その一つの章を成す論稿である。

抄録：

英語フィールド

Author：

Takehiko YOSHIOKA

Title：

Announcement information:

Page: 147-168