日本語フィールド
著者:吉岡剛彦題名:[博士論文]関係主義的法理論の可能性の探究──A.カウフマン法哲学の思想的遡源と発展的解釈を通じて発表情報:九州大学に博士論文として2003年3月に提出のうえ学位認定 ページ: 1-471キーワード:概要:九州大学に提出し学位承認を受けた博士論文である。カウフマン法哲学を、その基盤思想(トミズム哲学、哲学的解釈学、プラグマティズム哲学)まで遡源し、そこから彼の法哲学の批判的発展的超克を図る中で、近代個人主義から、個と個の「関係」を主軸に据えた関係主義的な法理論へ向かう端緒を探った。その際、晩年のカウフマンが重視した寛容原理に着目、本稿自身は、他者に対する寛容的開放的態度の具体的顕現を「他者への傾聴」に見定め、これを可能化する次代の社会構想にまで踏み込んだ。抄録:英語フィールド
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