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慢性炎症予防における生活習慣と遺伝的個体差の影響の検討

発表形態:
著書
主要業績:
主要業績
単著・共著:
共著
発表年月:
2018年03月
DOI:
会議属性:
指定なし
査読:
無し
リンク情報:

日本語フィールド

著者:
松本 明子, 田中 恵太郎, 市場 正良, 原 めぐみ, 西田 裕一郎, 島ノ江 千里
題名:
慢性炎症予防における生活習慣と遺伝的個体差の影響の検討
発表情報:
大和証券ヘルス財団研究業績集 号: 41 ページ: 117-123
キーワード:
概要:
慢性炎症の介在因子である肥満と生活習慣、アルデヒド脱水素酵素2遺伝子(ALDH2)遺伝子多型との関連について検討した。疫学的検討では、一般住民572名(平均57.7歳)を対象とした。生活習慣とALDH2変異の交互作用は有意ではなかったものの、層別解析の結果、ALDH2*1/*1保有者では生活習慣との関連がみられず、ALDH2*1/*2保有者では飲酒と喫煙にそれぞれ負と正の関連が認められた。飲酒・喫煙とALDH2変異の交互作用項を加えた重回帰においてもALDH2変異とBMIの負の関連は有意であった。実験的検討ではAldh2ノックアウトマウスを用いた。レプチン濃度とアディポネクチン濃度について、エタノール濃度とAldh2遺伝子型の交互作用が認められた。変異型ALDH2保有者では、レプチンシグナリングとは独立した機序でエネルギー代謝系が亢進し、BMI低値に結び付いている可能性があると考えられた。
抄録:

英語フィールド

Author:
Title:
Announcement information:
Issue: 41 Page: 117-123


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