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著者:鈴木 智惠子 幸松 美智子題名:「抱っこ」のエビデンスの構築に向けて―高さによる母親への負担の違い―発表情報:佐賀母性衛生学会雑誌 巻: 17 号: 1 ページ: 32-35キーワード:抱っこ、母親、負担概要:母親の抱っこの負担に対し、今回は僧帽筋に焦点を絞り、動作による負担の違いを検討した。その結果、「抱っこ」の高さの違いは僧帽筋に影響を与えないことが明らかとなった。今後、実際の「抱っこ」の際のポージングに合わs多各筋肉への負担について検討することが必要であることと考えられる。抄録:I.緒言:「抱っこ」が身体的負担を起こすことは知られているが、「抱っこ」がどの部分にどんな影響を与えるか明らかにした研究はない。本研究は「抱っこ」のエビデンス構築の一貫として、今回は「抱っこ」の上腕の高さによる僧帽筋の負担を明らかにすることを目的としたものである。
II.研究方法:1.対象は男子学生19名女子学生5名。測定部位は僧帽筋を筋硬度計で行った。肘関節・手関節0°の状態、肘関節90°の状態、鋭角の状態の3パターンを3回測定し、平均値を出した。分析方法は単純集計、統計解析をSPSSver.15で行った。施設長の承諾後、募集を行い、研究者は学生に測定後に撤回が可能な旨等を説明後、同意を得た。
III.結果・考察
各硬度の平均値に男女差は見られず、運動負荷による筋硬度の影響の男女差はない10)との報告と同じであることが明らかになった。肘関節90°の「抱っこ」は鋭角の「抱っこ」に比べ優位に筋硬度が低い値で、90°の「抱っこ」は負担が少ないことが明らかになった。僧帽筋への影響がないことが明らかとなった。英語フィールド
Author:Title:Announcement information: Vol: 17 Issue: 1 Page: 32-35