日本語フィールド
著者:村田 大紀,中山 功一題名:誌上シンポジウム 脂肪幹細胞と運動器再生 脂肪組織由来間葉系幹細胞の三次元構造体による骨軟骨再生発表情報:臨床整形外科 巻: 53 号: 1 ページ: 35-41キーワード:概要:ブタの頸部から採取した脂肪組織から,間葉系幹細胞(AT-MSCs)を分離培養した.その後,AT-MSCsのみで細胞凝集塊を作製した後に,細胞の足場材料を用いることなく鋳型を使用して三次元構造体(プラグ)を作製した.大腿骨滑車溝に円柱状の骨軟骨欠損孔を2つ作製し,一方にはプラグを移植し(移植孔),もう一方は非移植とした(対照孔).組織学的評価は手術後6ヵ月および12ヵ月に行った.その結果,対照孔では,骨軟骨組織の修復が部分的に認められたものの不完全であった.それに対して,手術後6ヵ月の移植孔では,欠損部の表層には軟骨組織が再生されており,深層には軟骨下骨が形成されていた.さらに,手術後12ヵ月の移植孔では,軟骨組織が正常軟骨とほぼ同様の厚さで再生されていた.抄録:英語フィールド
Author:Title:Announcement information: Vol: 53 Issue: 1 Page: 35-41