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保育所における「気になる子」に対する保育士の認識

発表形態：: 原著論文
主要業績：: 主要業績
単著・共著：: 共著
発表年月：: 2024年01月

DOI：
会議属性：: 国内会議
査読：: 無し
リンク情報：

日本語フィールド

著者：

武藤　さくら　・　松山　郁夫読み: ムトウ　サクラ　・　マツヤマ　イクオ

題名：

保育所における「気になる子」に対する保育士の認識

発表情報：

教育学部研究論文集　巻: 8 号: 1 ページ: 129-139

キーワード：

気になる子、保育所、保育士、質問紙調査、「気になる子」に接する際の視点

概要：

保育所で働く保育士を対象とし、「気になる子」の特徴、及び接する際の観点に対する関心の度合いを問う独自の質問を記載した質問紙調査をした。123名の回答について平均値と標準偏差を算出し、因子分析をした。第1因子「受容的態度による働きかけ」、第2因子「エンパワメントのための働きかけ」、第3因子「社会性を育む働きかけ」と名付けた。これらの因子は、保育士が「気になる子」に接する際の視点であること等が考察された。

抄録：

保育士は「気になる子」について、乳幼児に対して気になると感じる特徴は多数ある。「気になる子」と認識する特徴は、年齢と発達段階に応じて異なる。「気になる子」と感じる理由には、見られる特徴が及ぼすクラス全体への影響の度合いと関連している。「受容的態度による働きかけ」、「エンパワメントのための働きかけ」、「社会性を育む働きかけ」の視点の順に関心を向け、「気になる子」に対するより良い保育を目指している。以上が示唆された。

英語フィールド

Author：

Sakura MUTO　・　Ikuo MATSUYAMA

Title：

Child Care Workers' Perceptions of "Children of Concern" at the Child Care Center

Announcement information:

Vol: 8 Issue: 1 Page: 129-139