日本語フィールド
著者:松山 郁夫 読み: マツヤマ イクオ題名:発達性協調運動症への捉え方に関する最近の動向発表情報:学校教育学研究科研究論文集 号: 7 ページ: 309-322キーワード:発達性協調運動症、運動能力、神経発達症、介入概要:本研究では,2018年から2022年までに刊行された発達性協調運動症に関する論文を検討した。24本の論文は,発達性協調運動症における,疫学的研究,発達や障害の状態,生理学的研究,自閉スペクトラム症との関連,自閉スペクトラム症の併発症としての捉え方,運動障害への介入の6領域に分類され,各見解について考察した。運動障害は社会生活に影響を及ぼすため,運動能力向上と社会参加を目指した介入の必要性等が示唆された。抄録:発達性協調運動症に関する24論文の内容を検討した結果,発達性協調運動症について,①非定型の脳構造と機能を持っていることから,活動制限に対処する介入は,短期的に運動能力と運動技能関連のフィットネスを改善する。②運動協調性の低下と運動学習の困難,生活の質の低下を経験しているため,機能的な運動能力と参加の増加を目指した運動介入が求められる。③神経障害が感覚運動ネットワークにあり,協調運動症と聴覚処理の問題のメカニズムに関連する小脳に異常がある。等が示唆された。英語フィールド
Author:Ikuo MATSUYAMATitle:The Recent Trends of Perspective for Developmental Coordination DisordersAnnouncement information:Journal of Graduate School of Teacher Education Saga University Issue: 7 Page: 309-322Keyword:Developmental Coordination Disorder
Neurodevelopmental Disorder
Moter Skill
Intervention