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対人援助職を目指す大学生における心理劇の実際

発表形態：: 原著論文
主要業績：: 主要業績
単著・共著：: 単著
発表年月：: 2022年03月

DOI：
会議属性：: 指定なし
査読：: 無し
リンク情報：

日本語フィールド

著者：

松山　郁夫読み: マツヤマ　イクオ

題名：

対人援助職を目指す大学生における心理劇の実際

発表情報：

佐賀大学大学院学校教育学研究科紀要　号: 6 ページ: 178-190

キーワード：

心理劇（サイコドラマ），シェアリング，大学生，対人援助，グループ体験

概要：

対人援助職を目指す大学生が心理劇の体験からどのようなことを学んだのかを検討した。大学生を対象に心理劇を行い，シェアリングの内容から，グループにおける肯定的な体験や観客の劇への関与を含む演者や観客の体験がなされていた。参加者はその場にふさわしい行動をとること，ある事態に適応するために自発性・創造性を発揮すること，演者や観客としてのグループ体験が自他への気づきに繋がること等が考察された。

抄録：

対人援助職を目指す大学生が心理劇の体験における気づきについて検討した結果，①少人数既知集団の場合，ウォーミングアップには十分な時間を使って，全員で劇ができる雰囲気を作り，参加者全員が一致したテーマのものを題材に劇化する必要がある。②グループに対する肯定的な体験や観客の劇への関与を含む演者や観客の体験によって，参加者はその場にふさわしい行動をとる。③演者はある事態に適応するために自発性・創造性を発揮する。④演者や観客としてのグループ体験が自他への気づきに繋がる。⑤演じる体験が短時間であっても様々な心の動きがあり，演者や観客はそれを察知したり人を支えたりする体験をしている。以上以上が考察された。

英語フィールド

Author：

Ikuo MATSUYAMA

Title：

Practice of Psychodrama for University Students Aiming for Human Service Professionals

Announcement information:

Issue: 6 Page: 178-190