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心理劇のウォーミングアップにおける大学生の気づき

発表形態:
原著論文
主要業績:
主要業績
単著・共著:
単著
発表年月:
2022年02月
DOI:
会議属性:
指定なし
査読:
無し
リンク情報:

日本語フィールド

著者:
松山 郁夫 読み: マツヤマ イクオ
題名:
心理劇のウォーミングアップにおける大学生の気づき
発表情報:
佐賀大学教育学部研究論文集  巻: 6 号: 2 ページ: 95-105
キーワード:
心理劇(サイコドラマ)、ウォーミングアップ、ロールプレイング、少人数既知集団
概要:
心理劇のウォーミングアップにおけるロールプレイングから、①短時間で演者の気持ちが変化し、演じることによって癒される体験がなされるのは、役割演技による体験感情の変化によって癒された気持ちが生起するからである。②演者が興味や関心のあることを演じると、感動、驚き、面白さを体験できているため、自発性・創造性が引き出される。③劇において矛盾や葛藤があり、演者にアンビバレンスな感情が芽生えていても自己覚知が深まり、他者受容がなされる。そのため、心理劇のウォーミングアップにおけるロールプレイングは、ソーシャルワーク等対人援助の専門職の技量を高めると考察された。
抄録:
本研究の目的は、心理劇のウォーミングアップにおけるロールプレイングの体験が、演者の内面にどのような影響を及ぼすのかを検討することである。社会福祉を学ぶ大学4年生、計4名を対象に行った心理劇のウォーミングアップとして行ったロールプレイングにおける5つの場面で、参加者が感じたり気づいたりしたことを検討した。それらの内容から、少人数既知集団によるロールプレイングであっても、演者は相手の気持ちを察したり尊重したりすること、自己受容が進み、社交性と自発性を引き出すことがなされていること等が考察された。

英語フィールド

Author:
Ikuo MATSUYAMA
Title:
Awareness of University Students in the Warm-up of Psychodrama  
Announcement information:
Vol: 6 Issue: 2 Page: 95-105


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