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知的障害特別支援学校中学部の生徒に対する「電話で話そう」の単元を通して「聞く力・話す力」を育てる国語科の授業

発表形態:
原著論文
主要業績:
主要業績
単著・共著:
共著
発表年月:
2021年03月
DOI:
会議属性:
国内会議
査読:
無し
リンク情報:

日本語フィールド

著者:
黒木美帆・小野真智子・大島美和子・松山郁夫 読み: クロキ ミホ  ・ オノ マチコ ・ オオシマ ミワコ ・ マツヤマ イクオ
題名:
知的障害特別支援学校中学部の生徒に対する「電話で話そう」の単元を通して「聞く力・話す力」を育てる国語科の授業
発表情報:
佐賀大学教育実践研究 号: 39 ページ: 29-41
キーワード:
知的障害特別支援学校中学部の生徒、「電話で話そう」の単元、話す力を育てる国語科の授業、「話す力」を育む支援
概要:
「電話で話そう」の国語科の単元学習を通して,生徒は①課題に対して意欲的で、発表も積極的に行い、他の生徒の発表にも耳を傾けていた。②自分の生活に関係すると認識でき、興味や関心を持ったことで意欲的になった。③実際の携帯電話を持って話したり,通話アプリを活用したりしたことで意欲的に活動できた。④集団におけるコミュニケーションの場の中で発表できるようになり,教師や生徒からの賞賛によって意欲が高まった。これらにより、教師は①「伝わるように話そう」という生徒の気付きを導くことができた。②対面での「聞く,話す」学習に取り組んでいくことを重視すべきである。③生徒の興味や関心や得意なことを見つけ、それらを授業の中に落とし込むことで、人間関係の交流を通して相手と会話をする楽しさを体験させる。④電話での対話力を培うために共感能力や内省力を高める取り組みをする必要がある。以上が考察された。
抄録:
本研究では「電話で話そう」の国語科の単元を通して,生徒が意欲的に取り組める国語の授業の在り方や、「話す力」を育む支援の在り方を検討した。定型の言い方を知り、見えない相手に話すという学習で全生徒が電話に親しみ、それぞれの話す力を身に付けることができた。生徒の興味や関心や得意なことを見つけ、それらを授業の中に落とし込み、人間関係の交流を通して相手と会話をする楽しさを体験させる必要性等が考察された。

英語フィールド

Author:
Machiko ONO  Miho KUROKI   Miwako OSHIMA  Ikuo MATSUYAMA
Title:
Japanese language Classes to Improve of Speaking Skills in Learning Units through " Let's Talk on the Telephone" for Students with Intellectual Disabilitiesat a Special Needs Junior High School
Announcement information:
Issue: 39 Page: 29-41


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