日本語フィールド
著者:松山 郁夫 読み: マツヤマ イクオ題名:縄文時代における生活文化の発展発表情報:九州生活福祉支援研究会研究論文集 巻: 13 号: 1 ページ: 25-34キーワード:縄文時代、生活文化、土偶、遺跡概要:本研究では、縄文人がどのような生活文化を築いていたのかを検討した。縄文時代前期における高度な文化の様相、中期に出現した大規模集落の状況、後期・晩期の土偶の役割、晩期の複雑化した社会と地域的特色、および縄文文化の特徴と社会生活のあり方に言及した。縄文人は意図的に資源開発に消極的で、求心的な集落構造にせず、社会階層化を抑制していた。また、芸術や宗教が芽生え、平和で人々が共助の関係にある社会が実現されて抄録:本研究では、縄文人がどのような生活文化を築いていたのかを検討した。縄文人が創造した社会は、集団の求心性よりも世帯の自律性を優先し、社会階層化や財・権力の集中にブレーキをかける仕組みの維持、土地・森林の改変を伴うような開発強化の回避、優れた技術や豊かな精神世界・成熟した社会の長期化等から成り立っていた。また、縄文時代には芸術や宗教が芽生え、平和で人々が共助の関係にある社会が実現されていた。醸成された英語フィールド
Author:Ikuo MATSUYAMATitle:Development of the Lifestyle Culture in the Jomon periodAnnouncement information: Vol: 13 Issue: 1 Page: 25-34