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自閉症・情緒障害特別支援学級の自立活動におけるストレングス視点からの授業実践―「ストロー竹とんぼを友だちと一緒に作り,飛ばして楽しもう」の取り組みを通して

発表形態:
原著論文
主要業績:
その他
単著・共著:
共著
発表年月:
2019年03月
DOI:
会議属性:
指定なし
査読:
無し
リンク情報:

日本語フィールド

著者:
林田真一・松山郁夫 読み: ハヤシダ シンイチ   マツヤマ イクオ
題名:
自閉症・情緒障害特別支援学級の自立活動におけるストレングス視点からの授業実践―「ストロー竹とんぼを友だちと一緒に作り,飛ばして楽しもう」の取り組みを通して
発表情報:
号: 37 ページ: 99-111
キーワード:
【キーワード】自閉症・情緒障害特別支援学級,自立活動,ストレングス視点,ストロー竹とんぼ作り,交流会
概要:
ストレングス視点からの自立活動の取り組みが,自閉スペクトラム症児の意欲や社会性の発達,交流学級の児童との関係性の構築に及ぼす影響について,次のことが考察された。①対象児が交流学級の児童と一緒に竹とんぼを作って飛ばして楽しむだけでなく,自然に楽しみの世界に対象児が自ら入って,交流学級の児童と共に和やかな雰囲気の中で過ごす体験をしている。②ストレングス視点からの授業が,自閉スペクトラム症児の学ぶ意欲や社会性の育成に有効に作用し,困り感を感じている部分の改善や克服に繋がっている。③その社会適応を促すには,発達的視点から対人交流や社会性の向上を図っていく受容的交流療法とストレングス視点からのアプローチの支援が求められ,自立活動において重視すべきである。
抄録:
小学校自閉症・情緒学級の自立活動で,ストレングス視点からの授業を展開した。対象児が興味を示したストロー竹とんぼを作って飛ばす取り組み,及び交流学級の児童と一緒にストロー竹とんぼを作って飛ばす取り組み後,参加した対象児と交流学級に対する質問紙調査を実施し,感想に含まれている意味内容を分析した。ストレングス視点からのアプローチが,対象児の発達や社会性の育ち,交流学校の児童との関係性の構築への有効性が示唆された。

英語フィールド

Author:
Shinichi HAYASHIDA Ikuo MATSUYAMA
Title:
Educational Practice of Strength Perspective for Independent Activities in the Autism Spectrum and Emotional Disorder Class
Announcement information:
Issue: 37 Page: 99-111


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