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昭和期における青年期の自閉症に対する療育実践

発表形態:
原著論文
主要業績:
主要業績
単著・共著:
単著
発表年月:
2019年02月
DOI:
会議属性:
指定なし
査読:
有り
リンク情報:

日本語フィールド

著者:
松山 郁夫 読み: マツヤマ イクオ
題名:
昭和期における青年期の自閉症に対する療育実践
発表情報:
九州生活福祉支援研究会研究論文集 巻: 12 号: 1 ページ: 39-48
キーワード:
青年期の自閉症、学習訓練、療育キャンプ
概要:
A市において青年期の自閉症に対する障害の軽減や発達の促進を目指した療育が求められ、昭和54(1979)年度にA市立心身障害福祉センター情緒・自閉部門において、青年期の自閉症に対する療育グループが組織化された。平成元(1989)年度までの約11年間に亘って、認知言語に関する学習訓練、ストレッチングやダンス等による身体運動や対人交流、心理劇、夏期療育キャンプ等の実践がなされた。本稿では、青年期の自閉症に対する学習訓練と療育キャンプの実践とその意義について考察した。
抄録:
発達障害者支援法が施行される26年前に始まり、11年間継続した自閉症児に対する学習訓練による療育活動について検討した。青年期の自閉症に対する学習訓練と療育キャンプにおける有効な療育方法を総合的に用いた取り組みは、対象児の発達段階と状態像を捉えて課題を設定し、その感情を察しながら働きかける。それ故、他者との信頼関係を形成し、コミュニケーションや認知言語能力が向上するため、発達を促すのに有効だと考えた。

英語フィールド

Author:
Ikuo Matsuyama
Title:
Therapeutic Intervention for Adolescents with Autism in the Showa Period
Announcement information:
Vol: 12 Issue: 1 Page: 39-48


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