日本語フィールド
著者:松山 郁夫 読み: マツヤマ イクオ題名:発達障害のある幼児への療育実践に対する考察発表情報:九州生活福祉支援研究会研究論文集 巻: 11 号: 2 ページ: 21-30キーワード:注意欠如・多動性障害、学習障害、幼児、個別療育、言語認知能力概要:注意欠如・多動性障害と学習障害のある幼児への早期療育について検討した結果、①コミュニケーションをとる課題を持続して楽しめるように働きかけると注意が持続するようになる。②幼児期から発達段階に応じた認知言語能力を高める療育を継続すれば、学齢までに障害が軽減する。③学習姿勢の形成を目標とした視覚的認知課題を導入に用い、言語課題の割合や量を増やしていく。④受容的交流によって言語コミュニケーションが増え、対人疎通性や社会性が向上し、幼稚園等における集団適応に繋がる。⑤障害特徴、状態像、認知言語能力、コミュニケーション能力、対人疎通性、興味や関心等を把握して学習課題を設定し、状態像や発達の変化を観察しながら進める。⑥幼稚園や保育所等との連携が不可欠である。以上が考察された。抄録:本研究では、発達障害のある幼児に対する療育実践に関する報告内容について検討した。注意欠如・多動性障害と学習障害のある幼児に対して、その認知言語能力を高めることを目標とした個別療育を実施したところ、発達が促進された。個別療育における本児の発達の状況と療育内容の経過から、注意欠如・多動性障害と学習障害のある幼児への早期療育のあり方について、幼児期から発達段階に応じた認知言語能力を高める療育を継続すれば、学齢までに障害の軽減等の効果があると考察された。英語フィールド
Author:Ikuo MATSUYAMATitle:A Study on the Practice to Develop of Infant with Developmental DisordersAnnouncement information: Vol: 11 Issue: 2 Page: 21-30