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発達障害児への支援に関するソーシャルワーク演習

発表形態:
原著論文
主要業績:
主要業績
単著・共著:
単著
発表年月:
2017年10月
DOI:
会議属性:
指定なし
査読:
有り
リンク情報:

日本語フィールド

著者:
松山 郁夫 読み: マツヤマ イクオ
題名:
発達障害児への支援に関するソーシャルワーク演習
発表情報:
九州生活福祉支援研究会研究論文集 巻: 11 号: 1 ページ: 66-76
キーワード:
発達障害児、運動を中心とする自由遊び、ソーシャルワーク演習、ストレングス
概要:
本研究では、発達障害に対する運動を中心とする自由遊びの場における支援を題材としたソーシャルワーク演習の意義を考察した。その結果、運動を中心とした自由遊びは、自閉症児のストレングスに焦点を当て、他児や学生トレーナーとの交流を重視したアプローチであること、学生トレーナーは、自閉症児に対するストレングス・パースペクティブを重視した支援体験を通して、ソーシャルワークが取り扱うクライエントの適応とそのための支援のあり方を学んでいること等が検討された。これらより、学生トレーナーは、他者との人間関係の交流を通して行動を展開させていく方法をとる場合に、ストレングス視点を重視した支援体験を通して、ソーシャルワークが取り扱うクライエントの適応とそのための支援のあり方を学んでいると考察した。
抄録:
本研究では、発達障害に対する支援を題材としたソーシャルワーク演習の意義を考察した。運動を中心とする自由遊びの場において、発達障害児のトレーナーとして参与観察を体験した学生は、①対象児を全体的に捉え、適応行為をとっている様子を観察し、遊びの様子、障害特性、子供らしさから捉えている。②人間関係の交流を通して行動を展開させ、対象児のストレングスを捉え、その向上を図る働きかけを案出している。③ストレングス視点からクライエントの適応とそのための支援のあり方を学んでいる。これらより、発達障害児の支援をするためには、ストレングス視点と発達的視点の重要性を学ぶ必要がある。以上が考察された。

英語フィールド

Author:
Ikuo MATSUYAMA
Title:
Social Work Practice to Support for Children with Developmental Disorders
Announcement information:
Vol: 11 Issue: 1 Page: 66-76


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