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障害者支援施設における自閉スペクトラム症者に対する支援のあり方

発表形態：: 原著論文
主要業績：: 主要業績
単著・共著：: 共著
発表年月：: 2017年10月

DOI：
会議属性：: 国内会議
査読：: 有り
リンク情報：

日本語フィールド

著者：

内田博昭　　松山郁夫読み: ウチダヒロアキ　マツヤマイクオ

題名：

障害者支援施設における自閉スペクトラム症者に対する支援のあり方

発表情報：

九州生活福祉支援研究会研究論文集巻: 11 号: 1 ページ: 9-15

キーワード：

自閉スペクトラム症（自閉症）、障害者支援施設、支援者

概要：

障害者支援施設における自閉症者への支援に対する支援者の捉え方について検討するために、支援者に対して質問紙調査を行った。自閉症者を支援する際に気をつけていることは、「本人の特性の理解」、「安全面」、「本人の意思の尊重」、「障害特性の理解」、「コミュニケーション」・「行動問題への対応」、自閉症者を支援するうえで困っていることは、「行動問題への対応」、「本人の特性の理解」、「余暇時間の過ごし方」、「本人の意思の尊重」、「コミュニケーション」の順となった。支援者は各自閉症者の特性や障害特性の理解や安全、意思の尊重を重視している等、その捉え方が考察された。

抄録：

本研究の目的は、障害者支援施設における自閉症者への支援に対する支援者の捉え方について検討した結果、①支援者は自閉症者の特性や障害特性を理解することを重視している。②利用者の安全について広く対応していくのは、支援者の主要な業務である。③支援者はパーソンセンタード・アプローチについて理解を深める必要がある。④行動問題に対応するためにケース会議が重要である。⑤障害特性や行動特徴の理解を深めるために、職員研修等の取り組みが求められる。⑥支援者に対するソーシャルワーク・スーパービジョンが有効である。以上が考察された。

英語フィールド

Author：

Hiroaki UCHIDA Ikuo MATSUYAMA

Title：

Support for the Person with Autism Spectrum Disorders in the Facility for Disabled

Announcement information:

Vol: 11 Issue: 1 Page: 9-15