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自閉症児者の過ごし方への配慮に対する生活支援員の認識

発表形態:
一般講演(学術講演を含む)
主要業績:
その他
単著・共著:
単著
発表年月:
2017年09月
DOI:
会議属性:
国内会議
査読:
有り
リンク情報:

日本語フィールド

著者:
松山 郁夫 読み: マツヤマ イクオ
題名:
自閉症児者の過ごし方への配慮に対する生活支援員の認識
発表情報:
日本自閉症スペクトラム学会第16回研究大会 日本自閉症スペクトラム学会第16回研究大会抄録集 ページ: 81
キーワード:
概要:
自閉症児者の過ごし方への配慮に対する生活支援員の認識を明らかにすれば、生活の質を高める支援に繋がるため、本研究の目的は、障害者支援施設における自閉症児者の過ごし方への配慮に対する生活支援員の認識について明らかにすることとした。生活支援員を対象として、自閉症児者の過ごし方への配慮に対して意識する度合いを問う、独自の質問を記載した質問紙票による調査を実施した。得られた404名からの有効回答を分析した結果、生活支援員は自閉症児者の過ごし方への配慮に対して、「有意義な過ごし方の促進」、「情緒の安定の促進」、「社会性の向上の促進」、「他者との交流の促進」、「身体活動の促進」の5視点から捉え、この順に関心を向けていると考察された。
抄録:
障害者支援施設における自閉症児者の過ごし方への配慮に対する生活支援員の認識について検討するために、独自に作成した質問紙調査票を用いて調査を行った。その結果、生活支援員は、自閉症児者の過ごし方への配慮に対して全般に亘って関心を払っていること、「有意義な過ごし方の促進」、「情緒の安定の促進」、「社会性の向上の促進」、「他者との交流の促進」、「身体運動の促進」の5つの視点から、この順に関心を向けていると窺えた。これらの視点から、生活支援員には、自閉症児者の過ごし方に広く配慮しながら支援を行うことで、その生活を充実させていく役割があること、これらの視点からその生活の質を高めるために、どのような支援のあり方が望ましいのかを検討し、療育の充実を図っていく必要があると考察された。

英語フィールド

Author:
Ikuo Matsuyama
Title:
Recognition of Residential Workers to Consider of Lifestyles of Persons with Autism
Announcement information:
Page: 81


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