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昭和期における就学前の知的障害児への療育実践に対する考察

発表形態:
原著論文
主要業績:
主要業績
単著・共著:
共著
発表年月:
2017年08月
DOI:
会議属性:
指定なし
査読:
無し
リンク情報:

日本語フィールド

著者:
松山 郁夫 読み: マツヤマ イクオ
題名:
昭和期における就学前の知的障害児への療育実践に対する考察
発表情報:
佐賀大学教育学部研究論文集 巻: 2 号: 1 ページ: 277-286
キーワード:
知的障害児、自閉症児、療育
概要:
本研究では、昭和期末頃に実施された就学前の知的障害児への療育実践について検討した。その結果、対象児の発達を促進するために、知能検査や発達検査を用いて認知特性を把握して発達段階に応じた療育をすること、支援がしやすいように対象児の発達段階を同程度の集団で療育をすること、多様な療育方法を使用すること、および観察学習の機会を持つことがなされていた。このため、当時の療育は、対象児の障本研究では、昭和期末における就学前の知的障害児への療育について考察するために、昭和63年度の療育実践に関する報告内容を検討した。その結果、対象児の発達を促進するために、その認知能力を測定・評価し、発達段階に応じた個別療育と集団療育が行われていた。また、集団療育においては効果的な療育方法と観察学習を重視して、基本的生活習慣の自立、認知能力やコミュニケーション能力の向上、および社会適応能力の向上を図っていた。このため、対象児の障害を軽減し、発達を促進する療育を行うために必要な要件を備えていたものと考察した。害を軽減し、発達を促進するために必要な要件を備えていたと考察した。
抄録:
本研究では、昭和期末における就学前の知的障害児への療育について考察するために、昭和63年度の療育実践に関する報告内容を検討した。その結果、対象児の発達を促進するために、その認知能力を測定・評価し、発達段階に応じた個別療育と集団療育が行われていた。また、集団療育においては効果的な療育方法と観察学習を重視して、基本的生活習慣の自立、認知能力やコミュニケーション能力の向上、および社会適応能力の向上を図っていた。このため、対象児の障害を軽減し、発達を促進する療育を行うために必要な要件を備えていたものと考察した。

英語フィールド

Author:
Ikuo MATSUYAMA
Title:
Therapeutic Intervention for Infants with Intellectual Disabilities in the Showa Period
Announcement information:
Vol: 2 Issue: 1 Page: 277-286
Keyword:
Intellectual Disabilities  Autistic disorders  Therapeutic Intervention   


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