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徘徊の有無による認知症高齢者の状態に対する介護職員の認識

発表形態:
原著論文
主要業績:
主要業績
単著・共著:
単著
発表年月:
2008年04月
DOI:
会議属性:
国内会議
査読:
有り
リンク情報:

日本語フィールド

著者:
松山郁夫 読み: マツヤマ イクオ
題名:
徘徊の有無による認知症高齢者の状態に対する介護職員の認識
発表情報:
介護福祉学 巻: 15 号: 1 ページ: 41-49
キーワード:
徘徊 認知症高齢者 状態 介護職員
概要:
本研究の目的は,特別養護老人ホームの介護職員における徘徊のある認知症高齢者の状態に対する認識について,徘徊の有無による認識の違いを検討したうえで明らかにすることである.独自の質問項目からなる質問紙による調査の結果,徘徊のある認知症高齢者の状態に対する質問項目に回答した介護職員に175人,および徘徊のない認知症高齢者の状態に対する質問項目に回答した介護職員に171人の有効回答があり,おのおのについての26項目の因子分析の結果,「身体」「不適応」「コミュニケーション」「表現」の4因子から構成され,4因子おのおのの項目は同一であった.また,因子スコアを使用して各因子間の相関係数を算出すると各因子間において相関が認められた.さらに,各因子の平均値について徘徊の有無間で'検定を行った結果,「身体」因子に有意差が認められた.
抄録:
特別養護老人ホームの介護職員における徘徊のある認知症高齢者の状態に対する認識について,徘徊の有無による認識の違いを検討したうえで明らかにするために本研究を実施した.質問紙調査の結果,徘徊のある認知症高齢者の状態に対する質問項目に回答した介護職員に175人,徘徊のない認知症高齢者の状態に対する質問項目に回答した介護職員に171人の有効回答があり,各26項目の因子分析の結果,「身体」「不適応」「コミュニケーション」「表現」の4因子から構成され,4因子おのおのの項目は同一であった.また,因子スコアを使用して各因子間の相関係数を算出すると各因子間において相関が認められた.各因子の平均値について徘徊の有無間で'検定を行った結果,「身体」因子に有意差が認められた.

英語フィールド

Author:
Ikuo MATSUYAMA
Title:
Recognition by care workers of the condition of the elderly with dementia to wander or not to wander
Announcement information:
Vol: 15 Issue: 1 Page: 41-49
Keyword:
wander elderly with dementia condition care workers


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