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特別支援学校における知的障害と自閉症のある生徒の行動に対する実習生の見方

発表形態:
原著論文
主要業績:
主要業績
単著・共著:
共著
発表年月:
2017年01月
DOI:
会議属性:
指定なし
査読:
無し
リンク情報:

日本語フィールド

著者:
松山 郁夫  中村 尚志 読み: マツヤマ イクオ   ナカムラ ヒサシ
題名:
特別支援学校における知的障害と自閉症のある生徒の行動に対する実習生の見方
発表情報:
九州生活福祉支援研究会研究論文集 巻: 10 号: 2 ページ: 35-43
キーワード:
特別支援学校、知的障害と自閉症のある生徒、教育実習、実習生
概要:
本研究では、特別支援学校における知的障害と自閉症のある生徒の行動に対する実習生の捉え方を検討した。知的障害児を対象とする特別支援学校の中学部において教育実習を行った実習生は、知的障害と自閉症児のある生徒に対して、①障害特性と感じる行動と子供らしいと感じる行動の両方を、同程度捉えようとしながら実習を行っている。②障害特性である「行動に関する困難さ」、「対人面の困難さ」、「認知に関する困難さ」、「情緒に関する困難さ」、「手先の運動の不器用さ」に関心を向けている。③「子供らしいと感じた行動」については「興味・関心に関すること」、「人と関わること」、「感情を素直に表すこと」、「適応行動がとれること」に関心を向けている。④生徒におけるストレングスである子供らしさを捉えている。以上が考察された。
抄録:
本研究の目的は、特別支援学校における知的障害と自閉症のある生徒の行動に対する実習生の捉え方を明らかにすることである。特別支援学校の中学部において教育実習を行った実習生に、接した知的障害と自閉症のある生徒の行動に対する気づきを記述してもらい、その内容について検討した。その結果、実習生は生徒の障害特性に関心を向けながらも、ストレングスである子供らしさにも着目して教育実習を行っていること等が考察された。

英語フィールド

Author:
Ikuo MATSUYAMA   Hisashi NAKAMURA
Title:
Awareness of Student Teachers for the Behavior of Students Complicated with Intellectual Disabilities and Autistic Disorders
Announcement information:
Vol: 10 Issue: 2 Page: 35-43


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