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知的障害と自閉症のある児童の行動に対する実習生の気づき

発表形態:
原著論文
主要業績:
主要業績
単著・共著:
単著
発表年月:
2016年10月
DOI:
会議属性:
国内会議
査読:
有り
リンク情報:

日本語フィールド

著者:
題名:
知的障害と自閉症のある児童の行動に対する実習生の気づき
発表情報:
九州生活福祉支援研究会研究論文集 巻: 10 号: 1 ページ: 19-27
キーワード:
知的障害と自閉症のある児童、教育実習、特別支援学校、実習生、気づき
概要:
知的障害と自閉症のある児童への教育実習を行う学生に対して適切な実習指導を行うためには、実習生がそれらの児童の行動をどのように捉えているのかを明らかにしておく必要がある。本研究の目的は、知的障害と自閉症のある児童の行動に対する実習生の気づきについて考察することとする。知的障害児を対象とした特別支援学校での教育実習を終了した実習生に、接した児童の行動に対して気づいたことを記述してもらい、その内容を検討した。その結果、実習生は知的障害と自閉症のある児童に対して、その障害特性に対して強く関心を向けながらも、ストレングスである子供らしさにも着目しながら教育実習を行っていると考察された。
抄録:
本研究では、知的障害と自閉症のある児童の行動に対する実習生の気づきについて考察した。実習生は、知的障害と自閉症のある児童に対して、子供らしいと感じる行動よりも障害特性と感じる行動の方に、より着目しながら実習を行っていること、障害特性を捉えることを重視しているが子供らしさについても捉えようとしていることが示唆された。ストレングス・パースペクティブからの支援は、知的障害と自閉症のある児童のように、顕著な障害特性を有する対象への教育を行う上でも、児童と教師との良好な信頼関係を形成し、社会性を向上させる効果等をもたらす。このため、教員養成課程の特別支援教育に関する科目や教育実習において、ストレングス・パースペクティブからの支援を学べる取り組みを考える必要があると考察した。

英語フィールド

Author:
Title:
Awareness of Student Teachers for the Behavior of Students with Intellectual Disabilities and Autistic Disorder
Announcement information:
Vol: 10 Issue: 1 Page: 19-27
Keyword:
Students with Intellectual Disabilities and Autistic Disorder    Student Teachers  Awareness


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