日本語フィールド
著者:松山 郁夫 読み: マツヤマ イクオ題名:自閉症児者を有する家族における利用する社会資源に対する見方発表情報:福祉研究 号: 110 ページ: 56-64キーワード:概要:本研究の目的は、自閉症児者とその家族が利用する地域活動や福祉サービス等の社会資源に対して、自閉症児者を有する家族がどのように捉えているのかを明らかにすることである。自閉症児者を有する家族を対象にした質問紙調査を行い、191名の有効回答が得られ、分析した。その結果、自閉症児者を有する家族は、地域活動に参加し障害について学んだり抱えている問題を話し合ったりする場、自閉症児者が他者と交流することができる活動、生活を豊かにするような余暇に対する支援、多様なニーズに対応できる福祉サービス、専門性が高い専門職員、および社会参加の場の豊富さ、以上を求めているものと考察された。抄録:本研究では、自閉症児者とその家族が利用する地域活動や福祉サービス等の社会資源に対して、自閉症児者を有する家族がどのように捉えているのかを明らかにした。質問紙調査により自閉症児者を有する家族は、①地域活動に参加し、障害について学んだり、かかえている問題を話し合ったりする場を重視している。②自閉症児者が他者と交流する活動を重視している。③相談や療育に関する支援だけでなく、余暇に対する支援を求めている。④地域における福祉サービスが多様なニーズに対応できるものであること、専門職員の専門性が高いこと、および社会参加の場が豊富であることを求めている。以上が考察された。英語フィールド
Author:Ikuo MatsuyamaTitle:Needs for the Social Resources of the Family having a Person with AutismAnnouncement information: Issue: 110 Page: 56-64