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九州における自閉症療育キャンプの意義

発表形態:
一般講演(学術講演を含む)
主要業績:
その他
単著・共著:
単著
発表年月:
2015年03月
DOI:
会議属性:
国内会議
査読:
無し
リンク情報:

日本語フィールド

著者:
松山 郁夫 読み: マツヤマ イクオ
題名:
九州における自閉症療育キャンプの意義
発表情報:
九州自閉症研究協議会第39回佐賀大会関連企画ワークショップ
キーワード:
年長自閉症児 療育キャンプ
概要:
自閉症療育キャンプは、対象児には他者との情緒的交流・コミュニケーション、集団行動に関する豊富な体験を通した社会適応力の向上。兄弟姉妹には自閉症児を有する家族としてのあり方を考える。親にとっては専門家による研修受講、グループワーク・カウンセリング・ピアカウンセリングの体験、気分転換、および自閉症児を有する家族のあり方を考える。トレーナーには対象児との情緒的交流・コミュニケーション、集団行動に関する豊富な体験を通して自閉症児に対する理解・その社会適応支援の深化。専門家には自閉症児の社会適応のあり方・その支援を考える機会、多職種からなる専門家のソーシャルネットワークの形成・強化。以上の機会となっていると考察した。
抄録:
主な九州の自閉症療育キャンプである、朝日自閉症キャンプ(昭和44~平成元年)、日曜学級療育キャンプ(昭和51~現在)、土曜塾自閉症療育キャンプ(昭和55~平成2年)、わかすぎ自閉症キャンプ(平成6~平成25年)は、①対象児にとって、他者との情緒的交流・コミュニケーション、集団行動に関する豊富な体験を通した社会適応力の向上、②それは兄弟姉妹にも同様で、さらに自閉症児を有する家族としてのあり方を考える、③親にとっては専門家による研修受講、グループワーク・カウンセリング・ピアカウンセリングの体験、気分転換、および自閉症児を有する家族のあり方を考える、③トレーナーにとっては、対象児との情緒的交流・コミュニケーション、集団行動に関する豊富な体験を通して自閉症児に対する理解・その社会適応支援の深化、④専門家には、自閉症児の社会適応のあり方・その支援を考える機会、多職種からなる専門家のソーシャルネットワークの形成・強化、以上の機会となっていることに意義があると考察した。

英語フィールド

Author:
Ikuo Matsuyama
Title:
The Significance of the Camp for People with Autistic Disorders in kyusyu
Announcement information:


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