日本語フィールド
著者:小車淑子 松山郁夫 読み: オグルマヨシコ マツヤマイクオ題名:
認知症高齢者への感覚刺激の効果に関する介護職員の認識―感覚刺激を与える状況の比較から― 発表情報:第20回日本介護福祉学会大会(京都女子大学)キーワード:認知症高齢者 感覚刺激 介護職員概要:本研究において、介護職員は認知症高齢者に対して感覚刺激を与える場合、認知症高齢者が自分で動作するよりも介護職員が介助する方、レクリエーションは立って行うよりも座って行う方、外出は車椅子で行うよりも車に乗る方、散歩は施設外よりも施設内の方が、認知症の進行を予防するうえで効果が少ないと捉えていた。介護職員は認知症高齢者に対する受動的行為による感覚刺激への効果を低くみていたが、皮膚刺激は最も強力な中枢統合系の網様体への主要な入力源であるため、活動や教育経験の前に与えることが望ましい。このため、皮膚刺激等受動的刺激の効果を検証する必要があると示唆された。抄録:介護職員は認知症高齢者に対して感覚刺激を与える場合、認知症高齢者が自分で動作するよりも介護職員が介助する方、レクリエーションは立って行うよりも座って行う方、外出は車椅子で行うよりも車に乗る方、散歩は施設外よりも施設内の方が、認知症の進行を予防するうえで効果が少ないと捉えていた。介護職員は認知症高齢者に対する受動的行為による感覚刺激への効果を低くみていたが、皮膚刺激は最も強力な中枢統合系の網様体への主要な入力源であるため、活動や教育経験の前に与えることが望ましい。このため、皮膚刺激等受動的刺激の効果を検証する必要があると考察した。英語フィールド
Author:Yoshiko Oguruma Ikuo MatsuyamaTitle:Recognition of Care Workers for Effect of Sensory Stimulation to the Elderly with DementiaAnnouncement information:Keyword:Elderly with Dementia Sensory Stimulation Care WorkersAn abstract:介護職員は認知症高齢者に対して感覚刺激を与える場合、認知症高齢者が自分で動作するよりも介護職員が介助する方、レクリエーションは立って行うよりも座って行う方、外出は車椅子で行うよりも車に乗る方、散歩は施設外よりも施設内の方が、認知症の進行を予防するうえで効果が少ないと捉えていた。介護職員は認知症高齢者に対する受動的行為による感覚刺激への効果を低くみていたが、皮膚刺激は最も強力な中枢統合系の網様体への主要な入力源であるため、活動や教育経験の前に与えることが望ましい。このため、皮膚刺激等受動的刺激の効果を検証する必要があると考察した。