教員活動データベース

認知症高齢者への感覚刺激に対する捉え方―特別養護老人ホームにおける介護職員に対する質問紙調査を通して―

発表形態：: 原著論文
主要業績：: 主要業績
単著・共著：: 共著
発表年月：: 2012年11月

DOI：
会議属性：: 指定なし
査読：: 有り
リンク情報：

日本語フィールド

著者：

松山郁夫　後藤裕子　吉村小百合　小車淑子　読み: マツヤマイクオ　ゴトウユウコ　ヨシムラサユリ　オグルマヨシコ

題名：

認知症高齢者への感覚刺激に対する捉え方―特別養護老人ホームにおける介護職員に対する質問紙調査を通して―

発表情報：

自立支援介護学巻: 6 号: 1 ページ: 32-38

キーワード：

認知症高齢者　感覚刺激　介護職員　特別養護老人ホーム

概要：

特別養護老人ホームの介護職員が認知症高齢者に対して感覚刺激を与えることを、どのように捉えているのかを考察した。147人の回答を分析した結果、介護職員は、認知症高齢者に対して行う介護行為に含まれている様々な感覚刺激が、認知症の進行の予防や軽減に影響を及ぼしていると認識していること、認知症高齢者への感覚刺激が認知症の進行予防に及ぼす有効性に対して、「能動的行為」「手先を使うこと」「心身の安定」「受動的行為」の4視点があり、この順に認知症の進行に効果があると認識していると示唆された。

抄録：

特別養護老人ホームの介護職員が認知症高齢者に対して感覚刺激を与えることを、どのように捉えているのかを考察した。有効回答が得られた147人の回答を分析した。介護職員は、認知症高齢者に対して行う介護行為に含まれている様々な感覚刺激が、認知症の進行の予防や軽減に影響を及ぼしていると認識していること、認知症高齢者への感覚刺激が認知症の進行予防に及ぼす有効性に対して、「能動的行為」「手先を使うこと」「心身の安定」「受動的行為」の4視点があり、この順に認知症の進行に効果があると認識していると考察した。

英語フィールド

Author：

Ikuo MATSUYAMA　　Yuko GOTO Sayuri YOSIMURA Yoshiko OGURUMA

Title：

Recognition of Sensory Stimulation to the Elderly with Dementia : From a Questionnaire Survey of Care Workers at Special Elderly Care Facilities

Announcement information:

Vol: 6 Issue: 1 Page: 32-38