MF研究者総覧

教員活動データベース

明治期の窮民救助法案に含まれる福祉の考え方

発表形態:
原著論文
主要業績:
主要業績
単著・共著:
単著
発表年月:
2011年08月
DOI:
会議属性:
国内会議
査読:
無し
リンク情報:

日本語フィールド

著者:
松山 郁夫 読み: マツヤマ イクオ
題名:
明治期の窮民救助法案に含まれる福祉の考え方
発表情報:
佐賀大学文化教育学部研究論文集 巻: 16 号: 1 ページ: 217-225
キーワード:
相互扶助 恤救規則 窮民救助法案 ワークフェア
概要:
日本独自の要援護者に対する援助についての知見を深めるため、近代国家となった日本の福祉施策とされる恤救規則と、それを大幅に改善しようとした窮民救助法案に含まれる要援護者に対する援助のあり方について、欧米のワークフェアの考え方を含めて検討した。その結果、窮民救助法案に含まれていた福祉政策における就労重視のワークフェア的な考え方と、相互扶助の精神の重要性が示唆された。今後、日本独自の社会福祉の発展過程と福祉の考え方を明確にする必要があると考えた。
抄録:
日本独自の要援護者に対する援助に関する知見を深めるため、近代国家となった日本の福祉施策とされる恤救規則と、それを大幅に改善しようとした窮民救助法案に含まれる要援護者に対する援助のあり方について、欧米のワークフェアの考え方を含めて考察した。窮民救助法案に含まれていた福祉政策における就労重視のワークフェア的な考え方と、相互扶助の精神の重要性が示唆された。

英語フィールド

Author:
Ikuo Matsuyama
Title:
The Concept of Welfare on the Bill of Poor Relief during the Meiji Era
Announcement information:
Vol: 16 Issue: 1 Page: 217-225


Copyright © MEDIA FUSION Co.,Ltd. All rights reserved.