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認知症高齢者が示す身体状態に対する介護職員の認識の構造

発表形態:
原著論文
主要業績:
主要業績
単著・共著:
単著
発表年月:
2008年08月
DOI:
会議属性:
国内会議
査読:
無し
リンク情報:

日本語フィールド

著者:
松山 郁夫 読み: マツヤマ イクオ
題名:
認知症高齢者が示す身体状態に対する介護職員の認識の構造
発表情報:
佐賀大学文化教育学部研究論文集 巻: 13 号: 1 ページ: 495-504
キーワード:
認知症高齢者 身体状態 介護職員
概要:
本研究では、介護職員における認知症高齢者の身体状態に対する認識を、徘徊の有無による違いを考慮しながら質問紙調査で得られた介護職員からの回答を分析した。介護職員は徘徊の有無に関係なく認知症高齢者の身体状態全般に関して注意を向けていること、安全や体調に関することを強く認識していることが示された。徘徊の有無に関わらず3因子の構造があり、「生存」「感覚」は徘徊の有無に関係なく認知症高齢者の身体状態を捉える上で共通した視点であり、加えて徘徊のあるものには「運動」、ないものには「身辺」の視点があることが示唆されたため、認知症高齢者の身体状態を捉える上で徘徊の有無により異なる視点があると考えた。
抄録:
介護職員における認知症高齢者の身体状態に対する認識を、徘徊の有無による違いを考慮しながら質問紙調査で得られた介護職員からの回答を分析した。介護職員は徘徊の有無に関係なく認知症高齢者の身体状態全般に関して注意を向けていること、安全や体調に関することを強く認識していることが示唆された。徘徊の有無に関わらず3因子の構造があり、「生存」「感覚」は徘徊の有無に関係なく認知症高齢者の身体状態を捉える上で共通した視点であり、加えて徘徊のあるものには「運動」、ないものには「身辺」の視点があることが示唆されたため、認知症高齢者の身体状態を捉える上で徘徊の有無により異なる視点があると考察した。

英語フィールド

Author:
Ikuo Matsuyama
Title:
Recognition by Care Workers about Physical Condition of the Elderly with Dementia
Announcement information:
Vol: 13 Issue: 1 Page: 495-504
Keyword:
Elderly with Dementia Physical Condition Care Workers


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