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認知症高齢者の表象能力に関する評価の試み

発表形態：: 一般講演（学術講演を含む）
主要業績：: その他
単著・共著：: 単著
発表年月：: 2007年05月

DOI：
会議属性：: 国内会議
査読：: 有り
リンク情報：

日本語フィールド

著者：

松山　郁夫読み: マツヤマ　イクオ

題名：

認知症高齢者の表象能力に関する評価の試み

発表情報：

第１回日本自立支援介護学会（銀座ブロッサム）

キーワード：

認知症高齢者表象能力

概要：

　本研究では、太田ステージの評価方法である言語解読能力テスト改訂版(LDT-R)を用いて、54人の認知症高齢者の表象能力を評価すると５つのステージに分類された。また、StageⅡとStageⅢ-1の間以外についてはステージ評価が高くなるほどHDS-R得点が高い者が多くなっているため、太田ステージによる評価は認知症高齢者の表象能力を段階別に示している可能性があると推察した。表象的思考が困難な場合にはしぐさや表情などの非言語コミュニケーション、および表象的思考が可能な場合には会話等の言語コミュニケーションが表象能力に応じた働きかけであるため、認知症高齢者の表象能力を評価することによって認知症高齢者とのコミュニケーションの留意点を見出すことが容易になると示唆された。

抄録：

　太田ステージの評価方法である言語解読能力テスト改訂版(LDT-R)を用いて、54人の認知症高齢者の表象能力を評価すると５つのステージに分類された。また、StageⅡとStageⅢ-1の間以外についてはステージ評価が高くなるほどHDS-R得点が高い者が多くなっているため、太田ステージによる評価は認知症高齢者の表象能力を段階別に示している可能性があると推察した。表象的思考が困難な場合にはしぐさや表情などの非言語コミュニケーション、および表象的思考が可能な場合には会話等の言語コミュニケーションが表象能力に応じた働きかけであるため、認知症高齢者の表象能力を評価することによって認知症高齢者とのコミュニケーションの留意点を見出すことが容易になると考察した。

英語フィールド

Author：

Ikuo Matsuyama

Title：

Measurement and assessment about the representation ability of the elderly with dementia

Announcement information:

Keyword：

elderly with dementia representation ability