日本語フィールド
著者:中村 聡題名:「青き清浄の地」としての里山 -生物多様性からナウシカへの思索-発表情報:キーワード:概要:自然に対する人間の影響が、里山の時代の良い影響から悪い影響に変化してきたことを、科学的指標である生物多様度から論じた。それを受けて「里山」を未来への希望の根拠と位置づけ、稲葉振一郎のユートピア論と結びつけて、新たな環境思想の構築を目指した。伝統的な生態学の主張に加えて、主要な環境倫理学の前提をも覆す、極めて革新的な内容であるため、生態学と倫理学の査読を受けている。抄録:人間は自然に対して弊害であることしかできないのか?
こうした人間否定の思想への反証が、科学的根拠に基づいて与えられる。
前半では里山生態系の生物多様性を、自然生態系と比較して考察。
中盤でそれを受けて発想の転換を迫り、後半では新たな環境思想の構築へと向かう。
その文脈の中に宮崎駿作品のメッセージがほの見えてくる。英語フィールド
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