日本語フィールド
著者:木村晋也題名:慢性骨髄性白血病発表情報:内科 特集:1ページでわかる内科疾患の診療ノート-"あたりまえ"のなかにある大事な視点, 第3章血液 巻: 129 号: 4 ページ: 666-669キーワード:Protein-Tyrosine Kinases(拮抗物質・阻害物質), 患者教育, 巨脾症(診断, 病因), 好塩基球, 抗腫瘍剤(治療的利用), 白血球計数, 白血病-BCR-ABL陽性慢性骨髄性(診断, 薬物療法, 合併症), フィラデルフィア染色体, bcr-abl融合タンパク質, Protein Kinase Inhibitors(治療的利用), ヒト概要:<文献概要>慢性骨髄性白血病(chronic myeloid leukemia:CML)は,チロシンキナーゼ阻害薬(tyrosin kinase inhibitor:TKI)登場以前は,造血幹細胞移植が成功しなければ,数年でほぼ全員が死に至る難病であった.10万人中約1.5人が年間新規発症する.9番と22番染色体の一部が相互に入れ代わり,bcr-abl遺伝子が生じ,そして強力に骨髄系細胞増殖を促進するBCR-ABL蛋白が産生されCMLが発症する.2001年に第一世代TKIであるimatinibが承認され,その後,より有効な第二および第三世代である4種類のTKIが承認され,慢性期CML患者の生命予後は健常者とほとんど同じになった.さらにTKI服用により,一定期間bcr-abl遺伝子が検出されない患者の約半数では,TKIを中止しても再発しないこともわかってきた.抄録:英語フィールド
Author:Title:Announcement information: Vol: 129 Issue: 4 Page: 666-669