日本語フィールド
著者：鈴木 久美子題名：≪ステロイド投与の実際≫嗅覚障害・味覚障害発表情報：耳鼻咽喉科・頭頸部外科 特集:副腎皮質ステロイド-どこに注意し,どう使う? 巻: 93 号: 9 ページ: 710-713キーワード：嗅覚障害 , olfactory dysfunction , ステロイド , steroid , 味覚障害 , dysgeusia , 慢性鼻副鼻腔炎 , chronic rhinosinusitis 概要：＜文献概要＞POINT ▼エビデンスレベルの高い嗅覚障害の治療法には,鼻茸を伴う慢性副鼻腔炎に対する経口・鼻噴霧ステロイド療法,アレルギー性鼻炎に対する鼻噴霧ステロイド療法がある。▼ベタメタゾン点鼻療法は,鼻噴霧ステロイド療法よりも強力な抗炎症効果が期待できる。点鼻姿勢が重要であり,枕なし側臥位は有効である。下垂体・副腎系の抑制といった副作用を避けるため,長期使用にあたっては休薬期間を設ける。▼ステロイド療法は,症候性の味覚障害に有効な場合がある。抄録：英語フィールド
Author：Kumiko SuzukiTitle：Steroid therapy for olfactory dysfunction and dysgeusia Announcement information:Otolaryngology-Head and Neck Surgery (Tokyo) Vol: 93 Issue: 9 Page: 710-713Keyword：olfactory dysfunction , steroid, dysgeusia, chronic rhinosinusitis 