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近赤外分光法によるサトウキビの迅速な劣化原料判定法の開発

発表形態:
原著論文
主要業績:
主要業績
単著・共著:
共著
発表年月:
2020年07月
DOI:
会議属性:
指定なし
査読:
有り
リンク情報:

日本語フィールド

著者:
泉川良成,金城あつみ,アーパ-ラタナ キッチポン,寳川拓生,中村真也,田中宗浩,平良英三
題名:
近赤外分光法によるサトウキビの迅速な劣化原料判定法の開発
発表情報:
農業食料工学会誌 巻: 82 号: 4 ページ: 354-361
キーワード:
サトウキビ,劣化原料,近赤外分光法,品質指標,品質取引
概要:
抄録:
品質の低下したサトウキビ(劣化原料)が製糖効率を低下させることが報告されている。本研究では,近赤外分光法(以下,NIR法)を用いてサトウキビ劣化程度の迅速な判定法を検討した。ショ糖,ブドウ糖,果糖濃度の合計に対するショ糖濃度の割合を劣化程度の簡便な判定指標(純ショ糖率)とした。NIR法によるショ糖,ブドウ糖,果糖の検量モデルはいずれも良好な精度を示し,純ショ糖率も推定可能であった。製糖工場で測定されたNIRスペクトルから純ショ糖率を推定した結果,845tの劣化原料が製糖工場へ搬入されており,収穫方式の違いによる劣化原料の実態を推察した。NIR法によるサトウキビ劣化原料判定の可能性が示された。

英語フィールド

Author:
Title:
Development of a Rapid Evaluation Method for Cane Deterioration Using Near-infrared Spectroscopy
Announcement information:
Journal of the Japanese Society of Agricultural Machinery and Food Engineers Vol: 82 Issue: 4 Page: 354-361


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