日本語フィールド
著者:大林将呉 宮脇真一 読み: オオバヤシショウゴ ミヤワキシンイチ題名:「操作的原理」に基づく学習活動とその意義ー図形の性質を基に事柄が成り立つ理由を説明することに焦点化してー発表情報: 巻: 第106巻 号: 第10号 ページ: 14-22キーワード:操作的原理,図形を重ねる,図形の性質,事柄が成り立つ理由を説明概要:抄録:本稿は,小学校高学年の図形領域において,ヴィットマンの「操作的原理」を基に学習活動の構想と授業実践を行い,子どもの発話記録や授業ビデオ,振り返りの記述を分析し,「操作的原理」に基づく学習活動が「図形の性質を基に事柄が成り立つ理由を説明すること」に対してどのような効果があるかを明らかにすることを目的とする.そのために,学習活動を構想する際,取り扱う教材における「対象」「操作」「性質や関係への影響」を明示し,それらを踏まえて学習を方向付けるための質問や課題や問題を想定して実践を行った.その結果,既習の図形の性質や,本実践で明らかとなった図形の性質などを基にして事柄が成り立つ理由を説明することが促進されるとともに,そのような説明をする姿が自発的・連続的に生じる効果が得られることが明らかとなった.英語フィールド
Author:OBAYASHI Shogo,MIYAWAKI ShinichiTitle:Learning Activities Based on the “Operative Principle” and Its Significance:Focusing on Investigating Studentsʼ Reasoning Based on the Properties of Geometric FiguresAnnouncement information: Vol: 第106巻 Issue: 第10号 Page: 14-22