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著者:下田 良, 芥川剛至, 坂田資尚, 鶴岡ななえ, 江崎幹宏題名:1.大腸T1癌の内視鏡診断 通常観察および色素内視鏡観察 発表情報:消化器内視鏡 特集:大腸T1癌の診断と治療 -内視鏡医・外科医・病理医のクロストーク-, 【各論】, Ⅰ.診断 巻: 35 号: 1 ページ: 22-28キーワード:画像強調, 大腸内視鏡法, 大腸ポリープ(診断), 大腸腫瘍, 腸粘膜, 消化器系内視鏡法, 色素内視鏡法, 大腸T1癌, 通常内視鏡観察, 色素内視鏡観察概要:「はじめに」大腸ESDが普及し比較的腫瘍径が大きな病変も一括切除が可能となり, T1癌が内視鏡的に切除される機会も多くなった. また微小腺腫においてはcold snare polypectomy(CSP)が急速に普及し, 治療が簡便となった半面, 切除後の腫瘍断端が不明瞭となった癌病変の報告も見受けられる. 治療法の選択肢が増えるほど術前診断の重要性は増し, 特に大腸T1癌の診断は内視鏡治療適応の決定においてきわめて重要となる. 本稿ではT1癌の通常内視鏡観察および色素内視鏡観察に関して解説する. 「I. 通常観察と色素内視鏡観察」近年, 画像強調内視鏡(image enhanced endoscopy:IEE)の普及により内視鏡診断は病変の拾い上げ, 質診断において格段に向上しており, EUS, 消化造影まで追加すれば, 深達度も含め確定診断に近づくことが可能である. しかし発見されたすべての病変にすべてを適応するのは現実的ではない.抄録:英語フィールド
Author:Title:Announcement information: Vol: 35 Issue: 1 Page: 22-28