氏 名藤井 直紀フリガナフジイ ナオキ
欧文氏名Fujii Naoki
所 属農学部
職 名特任助教学位博士(学術)(2005年03月)
修士(学術)(2002年03月)
学士(水産学)(2000年03月)
電子メールmedusaecc.saga-u.ac.jpリンクティーチングポートフォリオ
ホームページhttp://researchmap.jp/medusae

教員詳細情報

研究分野・キーワード

  • 生物海洋,閉鎖性海域,クラゲ

学歴

  • 2000年03月, 独立行政法人水産大学校, 水産学部, 増殖学科, 卒業
  • 2005年03月, 広島大学, 生物圏科学研究科, 環境循環系制御学専攻, 博士課程・博士後期課程, 修了

職歴

  • 2005年04月 - 2011年01月 愛媛大学沿岸環境科学研究センター 研究員
  • 2011年02月 - 2018年03月 佐賀大学低平地沿岸海域研究センター 特任助教
  • 2018年04月 - 2018年04月 佐賀大学教育研究院自然科学域 特任助教

専門分野

  • 水圏生産科学, 環境動態解析, 生態・環境, 科学教育, 生物資源保全学

所属学会

  • 日本プランクトン学会, 水産海洋学会, 日本海洋学会教育問題研究会, 日本沿岸域学会, 日本海洋学会, 瀬戸内海研究会議, 漂着物学会

受賞歴

  • 日本海洋学会 環境科学賞 (2016年03月)

現在実施している研究テーマ

  • 内湾域における動物プランクトン及びクラゲの現存量と生産速度解析
  • クラゲ類大量発生機構の解明
  • 豊後水道で発生する急潮・底入り潮現象解明に関する研究
  • 海洋における科学コミュニケーションに関する研究
  • 有明海における動物プランクトン(クラゲ類)に関する研究

主要業績

著書

  • 定点カメラによるクラゲ類の定性的量調査; 2017年11月
    発表情報; クラゲ類の生態学的研究, 156-167
    著者; 藤井直紀

原著論文

  • Moon jellyfish aggregations observed by a scientific echo sounder and an underwater video camera and their relation to internal waves; 2019年08月
    発表情報; Journal of Oceanography, 75, 359-374
    著者; Takashi Mano, Xinyu Guo, Naoki Fujii, Naoki Yoshie, Eisuke Tsutsumi, Rui Saito
  • Hypoxic water mass in the highly turbid well-mixed macrotidal Rokkaku River Estuary, Ariake Sea, Japan; 2019年04月
    発表情報; Estuarine, Coastal and Shelf Science, 219, 210-222
    著者; Yuichi Hayami, Minoru Wada, Yu Umezawa, Naoki Fujii, Akito Nakamura, Fumiaki Mori
  • Biological productivity evaluation at lower trophic levels with intensive Pacific oyster farming of Crassostrea gigas in Hiroshima Bay, Japan; 2018年10月
    発表情報; Aquaculture, 495, 311-319
    著者; Akira Umehara, Satoshi Asaoka, Naoki Fujii, Sosuke Otani, Hironori Yamamoto, Satoshi Nakai, Tetsuji Okuda, Wataru Nishijima
  • Improved MODIS-Aqua Chlorophyll-a Retrievals in the Turbid Semi-Enclosed Ariake Bay, Japan; 2018年08月
    発表情報; REMOTE SENSING, 10, 9, 1335
    著者; Yang Meng Meng, Ishizaka Joji, Goes Joaquim I, Gomes Helga do R., Maure Eligio de Raus, Hayashi Masataka, Katano Toshiya, Fujii Naoki, Saitoh Katsuya, Mine Takayuki, Yamashita Hirokazu, Mizuno Akiko
  • Spatial distribution of hydrogen sulfide and sulfur species in coastal marine sediments Hiroshima Bay, Japan; 2018年08月
    発表情報; Marine Pollution Bulletin, 133, 891-899
    著者; Satoshi Asaoka, Akira Umehara, Sosuke Otani, Naoki Fujii, Tetsuji Okuda, Satoshi Nakai, Wataru Nishijima, Koji Takeuchi, Hiroshi Shibata, Waqar Azeem Jadoon, Shinjiro Hayakawa
  • Decadal-scale variation in COD and DIN dynamics during the summer in the inner area of the Ariake Sea, Japan; 2017年11月
    発表情報; Journal of Oceanography, 10.1007/s10872-017-0447-8
    著者; Yuichi Hayami and Naoki Fujii
  • 海の出前授業:日本海洋学会講師派遣事業; 2017年08月
    発表情報; 沿岸海洋研究, 55, 1, 65-70
    著者; 上野 洋路, 小埜 恒夫, 森岡 優志, 藤井 直紀, 藤井 賢彦, 轡田 邦夫, 原田 尚美
  • 計量魚群探知機による海洋生物のモニタリング (シンポジウム 沿岸海洋学における観測研究の最前線Ⅰ); 2016年02月
    発表情報; , 53, 2, 165167
    著者; 吉江 直樹;眞野 能;藤井 直紀
  • Temporal variation in water intrusion of a tidal frontal system and distribution of chlorophyll in the Seto Inland Sea, Japan; 2016年01月
    発表情報; Continental Shelf Research, 112, 68–77
    著者; Tomohiro Komorita, Xinyu Guo, Naoki Yoshie, Naoki Fujii, Hidetaka Takeoka
  • First record of two invasive hydromedusae Maeotias marginata (Modeer, 1791) (Hydrozoa: Limnomedusae) and Blackfordia virginica Mayer, 1910 (Hydrozoa: Leptomedusae) in Japan; 2015年11月
    発表情報; Plankton and Benthos Research, 10, 4, 215-219
    著者; Masaya Toyokawa, Naoki Fujii
  • Selective transport of microplastics and mesoplastics by drifting in coastal waters; 2014年12月
    発表情報; Marine Pollution Bulletin, 89, 1, 324-330
    著者; Isobe, A., K. Kubo, Y. Tamura, S. Kako, E. Nakashima, and N. Fujii
  • 2012 年夏期~秋期における有明海産ビゼンクラゲRhopilema esculentum Kishinouye の現存量推定; 2014年03月
    発表情報; 日本プランクトン学会報, 61, 1, 23-31
    著者; 藤井直紀, 近藤裕介, 岡田昇馬, 大塚 攻, 浦田 慎, 足立 文, 加藤幹雄, 山口修平, 中口和光, 村中志帆, 吉野健児, 堤 裕昭
  • Seasonal and interannual variations in the abundance of jellyfish in a southern coastal waters of Iyo-Nada, Japan: Influence of cyclonic gyre transport.; 2013年11月
    発表情報; Plankton & benthos research: a joint journal of the Plankton Society of Japan & the Japanese Association of Benthology, 8, 3, 124-133
    著者; KANEDA, A., FUJII, N., OHYAMA, J., & TAKAHASHI, D.

一般講演(学術講演を含む)

  • 新型コロナ禍における鹿島市干潟交流館の運営状況; 2020年11月
    発表情報; 
    著者; 藤井直紀
  • 有明海の持続性評価にむけた準備的研究~ 海苔養殖の考察; 2019年09月
    発表情報; 2019年度日本海洋学会秋季大会
    著者; 藤井直紀・金相曄・濱田孝治
  • 機械学習を用いた沿岸海域における密度成層の形成に対する特徴量選択の試み; 2019年09月
    発表情報; 2019年度日本海洋学会秋季大会
    著者; 金 相曄 ・藤井 直紀・濱田 孝治
  • 伝統漁法「ウナギ塚」定期調査から見える有明海河口域の生物多様性; 2018年02月
    発表情報; 第25回佐賀自然史研究会総会・会員発表
    著者; 中村安弘・樋口作二・藤井直紀
  • 豊後水道における乱流硝酸塩フラックスの見積もり; 2017年12月
    発表情報; 2017年度九州沖縄地区合同シンポジウム 「乱流混合と海洋環境」
    著者; 堤 英輔・吉江 直樹・眞野 能・神田 泰成・藤井 直紀・郭 新宇
  • Continuous Measurements of Remote Sensing Reflectance in Ariake Sea, Japan, and comparison to GOCI and MODIS data; 2017年12月
    発表情報; 5th Asian/14th Korea-Japan Workshop on Ocean Color
    著者; Joji Ishizaka, Yifei Wu, Mengmeng Yang, Masataka Hayashi, Naoki Fujii
  • Improved MODIS Chlorophyll for Satellite Detection of Red Tides in Ariake Sea, Japan.; 2017年12月
    発表情報; 5th Asian/14th Korea-Japan Workshop on Ocean Color
    著者; Mengmeng Yang, Joji Ishizaka, Eligio Maure, Masataka Hayashi, Katsuya Saitoh, Toshiya Katano, Naoki Fujii
  • Science communication about the Hizen-Kashima Coast,; 2017年11月
    発表情報; Asian Wetland Symposium 2017
    著者; Naoki Fujii, Yasuhiro Nakamura, Mamoru Nagaike, Kenji Yoshino, Yuichi Hayami:
  • Collaborative activities around the Hizen- Kashima Area: MAE-UMI Citizens' Association Activities.; 2017年11月
    発表情報; Asian Wetland Symposium 2017
    著者; Yasuhiro Nakamura, Sakuji Higuchi, Naoki Fujii
  • クラゲ漁業をとおした有明海の窒素・リン回収効率; 2017年10月
    発表情報; 2017年度日本海洋学会秋季大会
    著者; 藤井直紀
  • 内部波のストークスドリフトによるミズクラゲ集群の波状構造の形成; 2017年10月
    発表情報; 2017年度日本ベントス学会・日本プランクトン学会合同大会
    著者; 眞野能, GUO X., 吉江直樹, 齋藤類, 藤井直紀, 堤英輔, 武岡英隆
  • 潮下帯軟泥底ベントスの被食圧評価手法の検討; 2017年10月
    発表情報; 2017年度日本ベントス学会・日本プランクトン学会合同大会
    著者; 折田亮, 吉野健児, 木村圭, 藤井直紀, 速水祐一
  • 有明海北西海域のヨコエビ群集; 2017年10月
    発表情報; 2017年度日本甲殻類学会大会
    著者; 吉野健児, 藤井直紀, 木村圭, 片野俊也, 伊藤祐二
  • 計量魚群探知機によるミズクラゲの観測およびパッチ状の集群形成に関する理論的考察; 2016年09月
    発表情報; 2016年度日本ベントス学会・日本プランクトン学会合同大会
    著者; 吉野健児, 藤井直紀, 木村圭, 片野俊也, 伊藤祐二
  • カキ養殖が盛んな広島湾における低次生物生産構造; 2016年09月
    発表情報; 2016年度日本ベントス学会・日本プランクトン学会合同大会
    著者; 梅原亮, 浅岡聡, 藤井直紀, 大谷壮介, 山本裕規, 中井智司, 奥田哲士, 西嶋渉
  • 有明海(肥前鹿島)における海洋教育の取り組み; 2016年09月
    発表情報; 2016年度日本海洋学会秋季大会
    著者; 藤井直紀・中村安弘・永池守
  • 有明海産ビゼンクラゲの発生指標構築の試み; 2016年09月
    発表情報; 2016年度日本海洋学会秋季大会
    著者; 藤井直紀・吉野健児・木村圭・速水祐一
  • 有明海科学教室「もっと知りたい!有明海の不思議」; 2016年03月
    発表情報; 2016年日本海洋学会春季研究大会ポスターイベント「海洋教育特別イベント -普及・実践のためのネットワーク づくり-」
    著者; 藤井直紀・中村安弘・迎 史之
  • 広島湾の低次生物生産過程における炭素転送効率; 2016年03月
    発表情報; 2016年日本海洋学会春季研究大会
    著者; 梅原亮, 浅岡聡, 藤井直紀, 大谷壮介, 山本裕規, 中井智司, 奥田哲士, 曽我遥平, 西嶋渉
  • 有明海奥部における2013年・2014年のミズクラゲ出現状況; 2015年03月
    発表情報; 2015年度日本海洋学会春季研究大会
    著者; 藤井直紀・吉野健児・片野俊也・速水祐一
  • 有明海産ビゼンクラゲ研究の現状と展望; 2014年09月
    発表情報; 2014年度日本海洋学会秋季研究大会シンポジウム「有明海研究の現状と展望~若手研究者からみた有明海~」
    著者; 藤井直紀
  • 沿岸海域における硝酸塩センサー高精度化の試み; 2014年09月
    発表情報; 2014年度日本海洋学会秋季研究大会
    著者; 藤井直紀・片野俊也・吉野健児・速水祐一
  • ミズクラゲ集群の現存量定量化手法の検討; 2014年09月
    発表情報; 2014年度日本海洋学会秋季研究大会
    著者; 眞野 能・郭 新宇・藤井直紀・吉江直樹・武岡英隆
  • 2013年有明海北部海域におけるビゼンクラゲ出現状況; 2014年03月
    発表情報; 2014年度日本海洋学会春季研究大会
    著者; 藤井直紀・吉野健児・片野俊也・速水祐一・豊川雅哉
  • 定点カメラによるクラゲ量調査; 2013年11月
    発表情報; 東京大学大気海洋研究所研究集会「クラゲ類の生態学的研究の最前線」
    著者; 藤井直紀
  • 有明海におけるダルマゴカイの生活史生態; 2013年09月
    発表情報; 日本ベントス学会・日本プランクトン学会合同大会
    著者; 吉野健児, 片野俊也, 伊藤祐二, 藤井直紀, 濱田孝治, 速水祐一
  • Dissemination of oceanographic information of the Ariake Sea, Japan; 2012年12月
    発表情報; International Conference on Convergence Content 2012
    著者; Naoki Fujii, Yuji Ito, Toshiya Katano, Kenji Yoshino, Takaharu Hamada, Yuichi Hayami
  • 有明海における根口クラゲ類の表層分布; 2012年12月
    発表情報; 2012年応用力学研究所共同研究集会「里海創生のための沿岸海域の環境保全」
    著者; 藤井直紀・吉野健児・伊藤祐二・片野俊也・濱田孝治・速水祐一
  • ミズクラゲ大発生要因の整理と考察~発生予測を目指して~; 2012年11月
    発表情報; 2012年度 水産海洋学会創立50周年記念大会
    著者; 藤井直紀,武岡英隆
  • 有明海湾奥部ベントス群集の季節変動パターンと形成要因; 2012年10月
    発表情報; H24年度 プランクトン・ベントス学会
    著者; 吉野健児,片野俊也,伊藤祐二,濱田孝治,藤井直紀,速水祐一
  • 有害珪藻Eucampia zodiacusのブルーム発達過程; 2012年09月
    発表情報; H24年度 日本海洋学会秋季大会
    著者; 伊藤祐二,片野俊也,藤井直紀,吉野健児,速水祐一
  • 沿岸浅海域の化学躍層におけるアーキア膜脂質分布の季節変化とTEX86解析; 2012年05月
    発表情報; 日本地球惑星科学連合大会2012年大会
    著者; 守屋和佳, 加三千宣, 山本正伸, 國弘忠生, 大西秀次郎, 濱岡秀樹, 齋藤光代, 佐川拓也, 藤井直紀, 吉江直樹, 大森浩二, 武岡英隆
  • 宇和海・伊予灘のミズクラゲ大量発生・集群機構; 2012年03月
    発表情報; 2012年度春季水産海洋シンポジウム「ミズクラゲ・エチゼンクラゲの大発生:機構の解明から予測・制御・対策に向けて」
    著者; 武岡英隆, 藤井直紀, 兼田淳史
  • 有明海奥部表層におけるビゼンクラゲ出現傾向; 2012年
    発表情報; H24年度 日本海洋学会秋季大会
    著者; 藤井直紀,伊藤祐二,吉野健児,片野俊也,速水祐一

招待講演・特別講演(学会シンポジウム等での講演を含む)

  • ”STOP JELLY”から”USE JELLY”へ~有明海におけるクラゲ類大量発生メカニズム解明から利用までの試み~; 2016年09月
    発表情報; 2016年度日本ベントス学会・日本プランクトン学会合同大会若手研究集会
    著者; 藤井直紀


Copyright © MEDIA FUSION Co.,Ltd. All rights reserved.