日本語フィールド
著者:*池田 貯, 能城浩和題名:低侵襲手術の現況と展望発表情報:臨牀と研究 特集:食道・胃・大腸癌の最新情報:胃癌 巻: 100 号: 6 ページ: 699-703キーワード:概要:「はじめに」近年, 胃癌に対する低侵襲手術は腹腔鏡手術からロボット手術に大きく変わりつつある. 胃癌の低侵襲手術の目的は単に傷の小さくすることだけでなく, 合併症の低減とQOLの維持, ひいては長期予後の改善へと向かっている. 胃癌の低侵襲手術の変遷と現況を概説し, 今後の展望についても言及したい. 「I. 胃癌の低侵襲手術の変遷と現況」「腹腔鏡手術の変遷と現況」1881年にTheodor Billrothが世界で初めて胃癌に対する胃切除術に成功して以降, 胃癌の唯一の外科的治療法として開腹手術が行われてきた. 1991年Kitanoらが世界で初めて腹腔鏡補助下幽門側胃切除術を早期胃癌に対して施行し, 胃癌の低侵襲手術が始まった. その後, 超音波凝固切開装置やバイポーラーベッセルシーラーなどのエネルギーデバイスの開発や改良が重ねられ, 同時に解像度の向上や3Dなどの映像技術の発展により, 開腹手術では認識しづらかった微細な外科解剖が術者以外の助手の目にも見られるようになり, より細かく正確な剥離に基づく精緻な手術が可能となった.抄録:英語フィールド
Author:Title:Announcement information: Vol: 100 Issue: 6 Page: 699-703