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著者:○一ノ瀬 浩幸, 富永 広貴, 米ヶ田 宜久題名:医学部物理実習における生体時系列信号測定を行う課題による教育効果発表情報:第52回日本医学教育学会大会(WEB開催), 2020, 7, 18 - 10, 17(講演・シンポジウム:WEB公開, International session / ワークショップ/ 一般演題:誌上発表)キーワード:概要:我々は前回の発表で.医学部1年次後期に行う物理実習の電気・電子回路実験において.マイクロコンピュータを使用した生体情報の取込みを行うシステムの開発について報告した一今回はそれらの題Rを用いて実際に物理実習を行った結果を発表する。具体的な生体時系列信号としては,マイクより入力した音声,3点誘導による心電,筋電,光ダイオードによる指尖容積脈波を使用し,それらの電圧変化をArduinoを経由して学生のノートパソコンに取り込ませた、また指尖容積脈波については,ブレッドボードを使って実際の回路を学生に組み立てさせて測定を行わせた、音声と脈波および回路作成については全員に行わせ.心電と筋電については任意のいずれか一つを行わせた。その結果.音声についてはArduinoの時間分解能の制限からかなり荒い波形となったが,ほぼ全員が問題なく行うことができた、心電についてはセンサーの検出感度に個人差が大きく,正常に測定できなかった学生が少なからずいた、筋電についてはほぼ全員が問題なく行えた。脈波についてはほとんどの学生が正常に回路を組み立て測定を行えたが.時間内にできなかった学生が数組あった、,また学生の反応や感想も好意的なものが多く.概ね好評であったc、今回開発した実験システムにより.生体時系列信号のリアルタイムな測定の実習が行なえるようになったが,時間分解能の改善やノイズ対策.安定した信号検出などの課題も残るものであった。抄録:医学教育,第51巻・補冊,p.179英語フィールド
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