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知的障害や発達障害のある子供の言語発達を促す支援 

発表形態:
原著論文
主要業績:
主要業績
単著・共著:
単著
発表年月:
2021年01月
DOI:
会議属性:
国内会議
査読:
無し
リンク情報:

日本語フィールド

著者:
松山 郁夫 読み: マツヤマ イクオ
題名:
知的障害や発達障害のある子供の言語発達を促す支援 
発表情報:
佐賀大学教育学部研究論文集  巻: 5 号: 1 ページ: 143-153
キーワード:
知的障害、発達障害、発達段階、言語発達、言語発達に関係の深い働き
概要:
1歳半から2歳児、3歳児、4歳児から5歳児の3つの発達段階に分けて、太田のステージ評価との関連も検討した結果、言語発達に関係の深い働きと言語発達を促すための働きかけが示唆された。このため、①子供の発達段階に応じた言語発達を支援するためには、日常生活や遊びの中で、各発達段階に応じた体験をできるだけ多く積むことができるような配慮をする。②支援者は常に無理がなく、子供が楽しめるように支援して発達を促す。③療育や特別支援教育において子供の発達段階に応じた支援をするために、太田のステージで評価してStageを把握したうえで、言語発達に関係の深い働きと言語発達を促すための働きかけをする。以上、発達段階を捉えて、それに応じた言語発達を促す働きかけをする重要性が考察された。
抄録:
本研究の目的は、1歳半以上から5歳代の発達段階にある子供の発達を促すために要する言語発達に関係の深い働き、および言語発達を促すための働きかけについて検討することである。1歳半から5歳児の発達段階にある知的障害や発達障害のある子供の言語発達を促すために、1歳半から2歳児、3歳児、4歳児から5歳児の3つの発達段階に分けて、言語獲得や言語発達に関する文献に含まれている言語発達に関係の深い働きを抽出し、それに応じた言語発達を促進するのに必要な働きかけを考案することにした。その際、太田のステージ評価との関連も検討したうえで、言語発達に関係の深い働きと言語発達を促すための働きかけを示すようにした。発達段階を捉えて、それに応じた言語発達を促す働きかけをする重要性が考察された。

英語フィールド

Author:
Ikuo MATSUYAMA
Title:
Support for Promoting Language Development of Children with Intellectual Disorders and Developmental Disorders
Announcement information:
Vol: 5 Issue: 1 Page: 143-153


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