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重度知的障害のある幼児の表象能力と自由遊びとの関連

発表形態:
原著論文
主要業績:
主要業績
単著・共著:
共著
発表年月:
2017年01月
DOI:
会議属性:
指定なし
査読:
有り
リンク情報:

日本語フィールド

著者:
松山 郁夫   中島 範子 読み: マツヤマ イクオ   ナカシマ ノリコ
題名:
重度知的障害のある幼児の表象能力と自由遊びとの関連
発表情報:
九州生活福祉支援研究会研究論文集 巻: 10 号: 2 ページ: 45-53
キーワード:
重度知的障害、幼児、表象能力、太田ステージ 運動を中心とする自由遊び
概要:
本研究では、重度知的障害のある幼児の表象能力が運動を中心とする自由遊びにどのように影響しているのかを検討した。運動を中心とする自由遊びの場における記録を分析対象とした。対象児を支援して気がついたことを思い浮かぶ範囲で、箇条書きにより記述してもらった。記述内容を分析してどのような遊びをしているのかを検討することとした。①対象児はその表象能力に応じた遊びをしている。②表象能力を把握して発達課題を明確にすると発達を促進する支援を考案できる。③運動を中心とする自由遊びの場は、ストレングスモデルによるアプローチがなされやすい環境にあるため、表象能力を高めるように作用する。以上が考察された。
抄録:
本研究では、重度知的障害のある幼児の表象能力が運動を中心とする自由遊びにどのように影響しているのかを検討した。太田ステージによる対象児の表象能力の測定結果、および学生トレーナーの観察記録から、運動を中心とする自由遊びの場における遊びの様子との関連を検討した結果、 対象児はその表象能力に応じた自由遊びをしていること、および表象能力を把握して発達課題を明確にすると発達を促進するための支援を考案できること等が考察された。

英語フィールド

Author:
Ikuo MATSUYAMA    Noriko Nakashima
Title:
Relationship between Ability for Representation and State in a Free Play Setting of the Infant with Severe Mental Disorders
Announcement information:
Vol: 10 Issue: 2 Page: 45-53


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