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自閉症児者へのお茶の時間を支援する生活支援員の認識

発表形態:
原著論文
主要業績:
主要業績
単著・共著:
共著
発表年月:
2016年08月
DOI:
会議属性:
国内会議
査読:
無し
リンク情報:

日本語フィールド

著者:
松山郁夫 読み: マツヤマイクオ
題名:
自閉症児者へのお茶の時間を支援する生活支援員の認識
発表情報:
佐賀大学教育学部研究論文集 1(1) 133-141  巻: 1 号: 1 ページ: 133-141 
キーワード:
概要:
本研究の目的は、障害者支援施設の生活支援員における自閉症児者のお茶の時間への支援に対する認識を明らかにすることである。生活支援員を対象として、自閉症児者のお茶の時間への支援に対して意識する度合いを問う、独自の質問を記載した質問紙票による調査を実施した。得られた424名からの有効回答に対して因子分析を行った結果、第1因子「周囲との交流への配慮」、第2因子「心身の安定への配慮」、第3因子「好みの尊重への配慮」、第4因子「周囲の環境への配慮」が抽出された。これらは生活支援員が自閉症児者へのお茶の時間に対する支援をする際の視点と考察した。
抄録:
閉症の障害特性や行動特徴を踏まえて、お茶の時間を有意義に過ごすことができるような支援が求められる。このため、本研究の目的は、障害者支援施設の生活支援員における自閉症児者のお茶の時間への支援に対する認識を明らかにすることとした。質問紙調査の結果から、生活支援員は、自閉症児者のお茶の時間を、「好みの尊重への配慮」、「心身の安定への配慮」、「周囲との交流への配慮」、「周囲の環境への配慮」の視点から捉え、この順に関心を向けている。これらの視点から支援していく際、自閉症児者がお茶の時間を有意義に過ごすことで、その生活の質を高めていくような働きかけが求められると考察した。

英語フィールド

Author:
IKUO MATSUYAMA
Title:
Recognition of Residential Workers to Support the Teatime in Person with Autism
Announcement information:
Vol: 1 Issue: 1 Page: 133-141 


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