教員活動データベース

保育を学ぶ学生における自閉症児に対するイメージの構造

発表形態：: 原著論文
主要業績：: 主要業績
単著・共著：: 単著
発表年月：: 2014年12月

DOI：
会議属性：: 国内会議
査読：: 有り
リンク情報：

日本語フィールド

著者：

松山郁夫読み: マツヤマイクオ

題名：

保育を学ぶ学生における自閉症児に対するイメージの構造

発表情報：

九州生活福祉支援研究会研究論文集巻: 8 号: 2 ページ: 19-28

キーワード：

自閉症、自閉症児のイメージ、保育を学ぶ学生

概要：

保育を学ぶ学生が抱く自閉症児に対するイメージを質問紙調査により検討した。保育を学ぶ学生は、自閉症児の落ち着きのなさや過敏性を問題視しているが、マイペースな行動を自由で素直な印象で好ましく感じている。また、自閉症児を「態度に関すること」、「適応に関すること」、「内面に関すること」の観点からイメージをしている。これらより、養成教育課程において自閉症児と接する経験により理解を深める教育の重要性が考察された。

抄録：

保育を学ぶ学生が抱く自閉症児に対するイメージについて質問紙調査により検討した。①自閉症児の落ち着きのなさや過敏性を問題視しているが、マイペースな行動を自由で素直な印象で好ましく感じている。②自閉症の障害特性に対する理解を深める教育が学生の抱くイメージに影響を及ぼしている。③自閉症児に接する経験は、子供としての活発さあるいは子供らしさを感じ取ることにつながっている。④自閉症児に対して、まず「態度に関すること」と「適応に関すること」、次に「内面に関すること」の観点からイメージをしている。以上が示唆された。

英語フィールド

Author：

Ikuo Matsuyama

Title：

Structure of the Image for Children with the Autism in University Students Learning Childcare

Announcement information:

Vol: 8 Issue: 2 Page: 19-28