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認知症高齢者における認知症の重症度とADL障害

発表形態:
原著論文
主要業績:
主要業績
単著・共著:
単著
発表年月:
2005年09月
DOI:
会議属性:
国内会議
査読:
無し
リンク情報:

日本語フィールド

著者:
松山 郁夫 読み: マツヤマ イクオ
題名:
認知症高齢者における認知症の重症度とADL障害
発表情報:
佐賀大学文化教育学部研究論文集 巻: 10 号: 1 ページ: 169-174
キーワード:
認知症高齢者 認知症の重症度とADL障害
概要:
 明確な運動機能障害があるとの診断を受けておらず、座位を保つことができるが歩行が自立していない認知症高齢者に機能的自立度評価法(セルフケア、排泄コントロール、移乗、移動、コミュニケーション、社会的認知)について評価した。①中等度認知症に対して、重度認知症では「食事」「歩行、車椅子移動」「階段移動」以外の項目で、FIM項目別得点は有意に低く、認知症の重症度とFIM項目別自立度に有意な関連があること、②認知症の重症化にしたがってADL障害の程度が重くなり、ADLの介助も増加すること、③中等度認知症、重度認知症共、それぞれのADLに関する各項目の自立度に違いがあることが示された。
抄録:
 本研究では、明確な運動機能障害があるとの診断を受けておらず、座位を保つことができるが歩行が自立していない認知症高齢者に機能的自立度評価法について評価した。①中等度認知症に対して、重度認知症では「食事」「歩行、車椅子移動」「階段移動」以外の項目で、FIM項目別得点は有意に低く、認知症の重症度とFIM項目別自立度に有意な関連があること、②認知症の重症化にしたがってADL障害の程度が重くなり、ADLの介助も増加すること、③中等度認知症、重度認知症共、それぞれのADLに関する各項目の自立度に違いがあることが考察された。

英語フィールド

Author:
Ikuo Matsuyama
Title:
Cognitive Impairment and ADL about the Elderly with Dementia
Announcement information:
Vol: 10 Issue: 1 Page: 169-174
Keyword:
Elderly with Dementia Cognitive Impairment and ADL


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