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要介護高齢者における認知症と日常生活動作との関連

発表形態：: 原著論文
主要業績：: 主要業績
単著・共著：: 単著
発表年月：: 2006年01月

DOI：
会議属性：: 国内会議
査読：: 無し
リンク情報：

日本語フィールド

著者：

松山　郁夫読み: マツヤマ　イクオ

題名：

要介護高齢者における認知症と日常生活動作との関連

発表情報：

佐賀大学文化教育学部研究論文集巻: 10 号: 2 ページ: 173-180

キーワード：

認知症高齢者日常生活動作

概要：

　本研究では、明確な運動機能障害があるとの診新を受けておらず、座位を保つことができるが歩行が自立していない要介護高齢者に機能的自立度評価法で評価した。非認知症に比較して認知症では①「歩行、車椅子移動」「階段移動」以外の項目でFIM項目別得点は有意に低く、認知症の重症度とFIM項目別自立度に有意な関連があるため、非認知症に比較して認知症の場合、日常生活動作能力障害の程度が重くなること、②認知症の場合、ADLは各項目で違いがあるがいずれの項目も自立度が低いこと、③非認知症、認知症共、角ADLに関する各項目の自立度の程度に差があること、以上が考察された

抄録：

　明確な運動機能障害があるとの診新を受けておらず、座位を保つことができるが歩行が自立していない要介護高齢者に機能的自立度評価法で評価した。非認知症に比較して認知症では①「歩行、車椅子移動」「階段移動」以外の項目でFIM項目別得点は有意に低く、認知症の重症度とFIM項目別自立度に有意な関連があるため、非認知症に比較して認知症の場合、日常生活動作能力障害の程度が重くなること、②認知症の場合、ADLは各項目で違いがあるがいずれの項目も自立度が低いこと、③非認知症、認知症共、角ADLに関する各項目の自立度の程度に差があること、以上が示唆された。

英語フィールド

Author：

Ikuo Matsuyama

Title：

Relationship between Cognitive Impairment and Activities of Daily Living about the Elderly with Dementia

Announcement information:

Vol: 10 Issue: 2 Page: 173-180

Keyword：

Elderly with Dementia Activities of Daily Living