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O12-3.鎮静MR検査の実態把握のための先行調査

発表形態:
一般講演(学術講演を含む)
主要業績:
主要業績
単著・共著:
共著
発表年月:
2021年06月
DOI:
会議属性:
国内会議
査読:
無し
リンク情報:

日本語フィールド

著者:
○下川 尚子, 吉岡 史隆, 高守 史子, 田尻 涼, 富永 実加, 石丸 悠子, 有水 弘太, 石井 一夫, 角間 辰之, 古川 恭治
題名:
O12-3.鎮静MR検査の実態把握のための先行調査
発表情報:
第49回日本小児神経外科学会(ハイブリッド開催), 2021, 6, 4-5(現地及びWEB配信)/小児神経外科教育セミナー2021(WEB開催), 2021, 6, 3(WEB配信), 2021, 6, 3-20(オンデマンド配信)
キーワード:
概要:
はじめに:鎮静MR検査は,小児脳神経外科医には日常的な医療行為である,しかしながら, MR室という特殊環境と鎮静薬の呼吸抑制により,稀に致死的リスクを伴う検査である.20「3年に作成された「MRI検査時の鎮静に関する共同提言」によって、“あるべき姿”への理解は進んでいるが,鎮静MR検査の実態に関する大規模調査はない.我々は,自験例,過去の全国アンケート調査そしてNDBサンプルデータを用いた調査を行ったので報告する,対象と方法:〈自験例〉佐賀大学医学部附属病院で2004年一一 2015年までに施行された鎮静MRは平均約220人/年で全MR検査の2.860/oであった.年齢別にみると0歳~80歳まですべての年齢で鎮静MRが行われていたが,やはり小児例で高頻度に行われ「歳以下の症例で多数を占めていた.多くは入院で行われていたが,提言以前は外来でも行われていた.〈過去の全国アンケート調査〉日本小児神経学会医療安全委員会で行った全国調査では,選択された鎮静薬は,トリクロリールが最多であったが,多岐にわたっていた.〈NDBサンプルデータ〉全国20「1~15年レセプトレコード情報をもとにMR検査実施例を絞り,催眠鎮静剤・抗不安薬・精神神経用斉1」187種類が使用された外来約70例,入院約100例/月について鎮静処置状況を調査した.また性別,年齢別の鎮静薬の使用状況を調査した.結果:自験例・全国アンケート調査とNDBサンプルデータの結果を比較すると,ほぼ同様の結果であった.今回のような多数例の鎮静MR現状調査は,これまでにはなく初めての報告である.
抄録:
小児の脳神経 46巻 2号 Page193

英語フィールド

Author:
○Shoko Shimokawa, Fumitaka Yoshioka, Ayako Takamori, Ryo Tajiri, Mika Tominaga, Yuhko lshimaru, Kouta Arimizu, Kazuo lshii, Tatsuyuki Kakuma, Kyouji Furukawa
Title:
O12-3.Preliminary study to clarify the current status of MRI examination with sedation
Announcement information:
The 49th Annual Meeting of the Japanese Society for Pediatric Neurosurgery(hybrid holding), 2021, 6, 4-5(Local participation or WEB)/Children neurosurgical education seminar2021(WEB holding), 2021, 6, 3(WEB), 2021, 6, 3-20(On-demand)


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