日本語フィールド
著者:○濵﨑 美津子, 高守 史子題名:難病患者におけるうつ症状と健康関連QOL・睡眠の関連性についての調査研究発表情報:日本難病看護学会誌 巻: 24 号: 2 ページ: 189-201キーワード:概要:目的:難病患者のうつ症状および健康関連QOL・睡眠の関連性を難病疾患系統別に明らかにし、患者支援につなげる。方法:A県管内の保健福祉事務所で特定疾患医療受給者証交付を受けている540人に、自記式質問票調査を実施した。Zung SDS、SF36-v2を用い、疾患系統別にうつ症状と健康関連QOL・睡眠の関連性を調べるためχ2乗検定、Wilcoxonの順位和検定、多変量解析を実施した。結果:うつ症状が重くなると身体的・精神的サマリースコアが有意に減少していた。昼間に眠気を感じる人がうつ傾向・状態に多かった。多変量解析によって夜の睡眠状況を考慮すると免疫系疾患系統だけでなく神経・筋系疾患系統においてもうつ症状と昼間の眠気の関連性が示された。結論:身体機能が保たれている場合も、心の健康が必ずしも良いとは限らない。難病患者の疾患系統別にうつ症状と健康関連QOL・睡眠の関連性を示したことで心身両面からの保健衛生学的な支援への寄与が期待される。抄録:英語フィールド
Author:Title:Announcement information: Vol: 24 Issue: 2 Page: 189-201