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ctDNAを用いた網羅的遺伝子解析によるアファチニブ長期奏効予測因子の検討

発表形態:
一般講演(学術講演を含む)
主要業績:
主要業績
単著・共著:
共著
発表年月:
2021年
DOI:
会議属性:
国内会議
査読:
無し
リンク情報:

日本語フィールド

著者:
中村 朝美, 中島 千穂, 安部 友範, 岩永 健太郎, 梅口 仁美, 荒金 尚子
題名:
ctDNAを用いた網羅的遺伝子解析によるアファチニブ長期奏効予測因子の検討
発表情報:
第61回日本呼吸器学会学術講演会(ハイブリッド開催), 2021, 4,23-25(会場開催及びオンデマンド配信), 2021, 4,23- 5,25(オンデマンド配信)
キーワード:
概要:
アファチニブ投与例の10~12%には長期奏効するいわゆるsuper re-sponderが存在するが,その予測因子は明らかでない.そこで我々はアファチニブ投与前ctDNAを用いてNGSを施行し,治療前の遺伝子変異検出状況とアファチニブのPSFの関連について検討した.アファチニブ投与前ctDNAからの主要検出遺伝子はEGFR activating mutations(80%), EGFRcopy number gain(44%), TP53 SNV(44%), APC deletion(20%), BRCA2deleton(16%), MET copy number gain(12%)であった.アファチニブ投与前ctDNAからEGFR copy number gain, BRCA2が検出されなかった症例,検出された遺伝子変異数が2以下であった症例で有意にPFSが長い結果が得られ,アファチニブ長期奏効の予測因子となる可能性が示唆された.
抄録:
日本呼吸器学会誌 10巻 増刊 Page208

英語フィールド

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